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zoom RSS 弥陀ヶ原から霧の月山(平成25年7月7日)−ちぎれたプロペラの様な花びら−

<<   作成日時 : 2013/08/04 20:18   >>

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 またもや、お昼近くの月山登山となった。霧の中での山行だったが、おおぜいの登山者で賑わっていた。仏生池小屋前にハクサンフウロがもう咲いていた。

 次週の山ガック部の月山登山のためには、何とか弥陀ヶ原の下見には行っておきたかった。2週前には姥ヶ岳から山頂には登っているが、北側のコースの状況も部長としてはつかんでおきたい。しかし、弥陀ヶ原までの車道が長かった。いっそ、姥沢から弥陀ヶ原をピストンしようかと思ったりもした。
 弥陀ヶ原の湿原は人気コースでガスが立ち込めていようが、雨が降っていようが人影は尽きない。一番のオゼコウホネは後の楽しみにして、山頂を目指すことにした。山伏姿の下山者がホラ貝を持った男とともに下ってきた。皆、修験者のように木の棒を持っている。天狗みたいには歩けないようだが、目は光っている。
 弥陀ヶ原の湿原には地塘の周りにイワイチョウの白い縮れ花が水面に浮きたって見えた。その湿原を速足で歩くと雪渓に出た。ガスが出ていて10mくらいしか見えない。ロープを頼りに雪の上を歩く前にストックを尖らせた。前からは恐る恐るスプーンカットの上を歩く列が続く。雪渓を貫けるとシラネアオイが俯いている。石の坂を駆け登るように行くと仏生池小屋が見えて来た。そこで手持ちのおにぎりとうどんを出してもらって一息ついた。小屋は静かで停まり客のために布団の用意をしていた。
 コバイケイソウの花が高度を上げるごとに新たな花を見せている。見たこともない群落に圧倒されてしまった。今年の主役に道を分けて頂いて山頂を目指す。行者返しを過ぎると木道が続く。下山者に左側を譲って、休まず歩くと山頂神社が見えて来た。三角点のある分岐を見失ったようで、後戻りする。三角点の脇にはウスユキソウが咲いていた。ガスは消えそうにない。いつものことだ。
 月山の三角点を下ると雪渓の前で談笑する2人に挨拶した。雪渓のロープを辿ると夏道を失いかけた。視界が悪い今日などは、稜線をはずすルートは迷い易く思えた。濡れた木道は下りが滑りやすい。霧に濡れて半透明になったハクサンイチゲやヒナザクラの花びら見ると、今の自分のようだ。雨やガスに濡れて自然に溶け込んでいく風景になって、静かに高度だけを下げていく感じが好きだ。

<ちぎれたプロペラの様な花びら>

 ちぎれたプロペラの様な花びらの、名も知らぬ白い花の写真を撮っていると、大きなザックの3人パーティに会った。コバイケイソウの写真を撮っていた。花の名前を聞きたかったがやめた。小雨がついに降り出して、人に踏まれた石の上では泥が雨に磨かれてすべり易くなっていた。3度も滑って、膝を打ってしまった。ゆっくり歩くと長身の男たちにあっというまに抜かされた。それでも、やっと湿原に戻った。
画像



月山8号目(11:35)ー仏生池小屋(12:54−13:05)ー月山(13:52−13:57)ー仏生池小屋(14:42)−月山8号目(16:29)<平成25年07月07日>

月山    1984m  
往路    2時間17分
復路    2時間32分
移動距離  12.0km
総上昇量  684m

 月山8号目までの車道で帰りの車とすれ違いに苦労した。午前中に下山する登山者がいることに気をつけるべきだった。途中すこし雪が残っているが、つぼ足で歩いた。ストックか杖があったほうが楽だろう。仏生池小屋で持参のおにぎりを月見うどんといただいた。味は濃い目で、麺は腰があって美味しかった(750円)。帰りは雨降りで石が滑る易く、3回くらい転んだ。弥陀ヶ原のオゼコウホネには会えなかったが、霧の池塘がよかった。
 弥陀ヶ原には、いくつもの池塘があり、それを散策して回るのも楽しい。散策だけにしようかとも、思ったが、それでは、かなり時間が余りそうだった。

 弥陀ヶ原の南側に月山の登山口があるが、12時01分にそこを通過し、仏生池小屋には12時54分に着いた。途中のたたみ石手前に雪渓が残っていて、ストックがないと転びそうに思った。山頂三角点への分岐はガスのため、見過ごしてしまったが、13時47分に通過している。仏生池小屋で昼食後に歩き始めたのが13時05分なので、登山口から三角点までは、1時間35分程度だった。
 帰りは13時57分に三角点を出発して、途中3回ばかり転んだためか、登山口を15時39分に通過したので、1時間42分かかった。山頂付近の雪渓から夏道に入るのがわかりにくく、雪渓をそのまま下ると迷いそうだ。
 写真はそれなりに撮ったが、かなりハイペースで歩いたつもりだ。つまり、このコースは天候が当日のように雨混じりの時は往路、復路、ほぼ同タイムだろう。

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カラマツソウは開ききる前とか雨に濡れたとき、そんな風に見えるんです。こちらでよく見掛けるのは、カラマツソウ・ミヤマカラマツ・モミジカラマツといったところ・・・。南アルプスではモミジが目立ちました♪
まこ☆にい
2013/08/08 09:43
まこ☆にいさん、こんばんは。
そうでしたか、また、よく見てみます。
南アルプスにも、お許しがでたら行きたいです。
その時は案内おねがいしますね。
HITOIKI
2013/08/09 00:05

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