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zoom RSS 月山の新緑(平成25年7月28日)−金姥から湿原を望む−

<<   作成日時 : 2013/08/29 19:49   >>

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 月山と言えば花の山だが秋の草紅葉もいい。赤や黄色に色付く前の新緑を見たくて今年4回目の月山山頂を目指す。姥沢小屋跡は綺麗に整備されていた。雪上車の様な大きな車もあった。建て替えが待ち遠しい。その脇を通って山道を歩き出す。四谷川を挟んで向こうの尾根には雪はなく濃い緑に縁取られた淡い緑が絨毯のように山肌を飾る。沢には雪解け水が音を立てて流れその水は道に敷かれた石を濡らしている。私の靴は泥だらけで裾まで汚れていたがスライドした蒲生さんの茶色の靴は都会の石畳を歩いたように輝いていた。
 牛首が見えてくると木道の先は雪に隠れている。そんな雪渓から水蒸気が立ち登りそれから冷やされてガスになって近づいてきた。その白さで新緑を向かえた草は柔らかく歌うようだ。いつの間にかガスは霧雨に変わっていた。それから雨粒は大きさを増しからだを濡らし始める。山頂を目指すなら冷やさないほうが足にはいいだろう。油断せず雨具を重ねた。
 雪渓から大勢が下りて来た。なかには両脇を抱えられて降る姿も見られた。これから山頂に行くというとやめろやねろ、と話しかけるおじさんもいた。腰を引いて靴には荒縄を巻いている人も何にかいた。縄を見たのは何年ぶりだろう。自分も試してみたくなる。スキーのエッジを切る音が聞こえる。雪渓を登り終えるとガスも薄くなった。花盛りだ。
 見かけない花に立ち止まる。茎の上に渦を巻いたように花が横向きに咲いていた。白い花が1輪だけ見えた。鍛冶小屋跡までの大石が転がる坂をいつものように登るが、何故か今日は息が切れて咳がでる。普段の生活では咳に苦しめられることはないが、こうしてからだを動かすと咳がでることがある。体調のバロメーターにしている。疲れが溜まっているかも、そう思えるのも無理して毎週にように山に来ているからだ。
 振り向くと束の間の展望が現出される。山の自然の気ままな所が楽しい。頂きから下りてくる人たちもガスの行方に一気一悠している。雨も上がったが雨具は脱げない。もう8月なのにここには温もりが欲しい。
 山頂小屋が見えてきた。花も盛りを過ぎ訪れる影のない頂きは私だけの世界だ。三角点に今年4度目の挨拶をすると一人の先客に見られた。彼のほうから声をかけてくれた。嬉しかった。
 
<金姥から湿原を望む>
 三角点で御一緒した彼は県外の方で昨日は鳥海山を登ったそうだ。今日は湯殿山側から登って来られて今日は山頂小屋に泊まられるそうだ。信仰の山としての姿が残っている月山に感心しているようだった。長期間を自宅から離れてこうして登山を続けられて羨ましく思った。風が舞っていて一瞬展望が得られた。山の天気の変わり易さが、またこんな展望を登山者に与えてくれる、そんな山が素敵だねと二人で意気投合した。去りがたかったが、からだが冷えてきたので別れた。
 この前とは違った花がお目見えしていたがヒナザクラは今の群生している。姥ヶ岳が見えてくるとガスも薄くなって夕暮れ近くなのに明るくなってきた。金姥から石跳沢側に地塘が幾つも見えた。登山道は確認できなかった歩いてみたくなった。リフトも停まってしまい、日暮までゆっくりしたい。
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姥沢駐車場(12:12)−三叉路(13:32)−牛首(13:58)−月山山頂(14:50−15:15)−牛首(16:03−16:15)−金姥(16:43)−姥ヶ岳(16:55)−リフト(17:19)−姥沢駐車場(17:52)

月山    1984m  
往路    2時間38分
復路    2時間37分
移動距離  10.4km
総上昇量  909m

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コメント(2件)

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ハクサンシャジン。意外なことに本場の白山では下りにかかるまで見られませんでした。観光新道にはたくさん咲いていましたよ♪
・・・おっと、可愛いミヤマホツツジ、お気に入りですか?(笑)
まこ☆にい
2013/08/29 22:25
まこ☆にいさん、こんばんは。
ハクサンシャジンは飯豊と不忘山にも沢山咲いていました。不忘山では低地のギボウシがハクサンシャジンに変化したみたいで面白かったです。
ミヤマホツツジはめしべが曲がったところが植物を感じさせないところがあってオドケ者のようです。
一番はやっぱりヒナザクラですね。
HITOIKI
2013/08/29 23:11

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