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zoom RSS 頼母木山で初雪に凍える(平成25年10月17日)−地神北峰−

<<   作成日時 : 2013/11/14 20:24   >>

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 リフレッシュのためにもらった休日だが、連日の時間外の仕事でベットで惰眠を貪りたい気持ちを後にして真っ暗な国道を南下する。長井を過ぎると雨が降り出すが、小国ではワイパーは止まる。荒川を渡ると飯豊山荘へと右折するが気が焦ってひとつ前を右折してしまいUターンした。飯豊山荘まで舗装された道が続くのが有難い。荒川沿いに行くと夜明けが近づくがまた雨がフロントガラスを濡らすと私の心も湿ってきた。
 駐車場に着いてもまだうす暗かった。雨は止まず車中で着替えた。11時から12時を折り返し時刻と決めて尾根にとりついた。歩き出すと雨は気にならなくなった。足場もそれほど濡れてなかった。展望はよく自分の愛車が一台無事を祈っているように見えた。対岸の山の紅葉はまだで蒼い山肌に朝霧が白く漂って見えた。一息入れると獣の臭いがして来た。雨の朝は思わぬ出会いが付き纏う。鈴とi-podだけでは心もとなく呼び声ならぬ、熊避けの独り言をかます。
 小糠雨が降り続くが雨具の帽子を被る程ではない。でも、ズボンは足を上げるたびに太ももをずり下げようとする。8月での後を付ける男はいないのでマイペースで歩くと疲れは感じなかった。雲間からわずかに青空が見えることもあった。紅葉が始まった尾根の向こうは雪化粧していた。緩むことのない丸森尾根はあっという間に自分を天空近くに運んでくれる。夫婦清水を過ぎる頃から雨はあがり大きく青空が開けた。私はここぞとばかりに雨具を脱いで雄たけびをあげた。
 枯れ葉の上に雪が積もり滑り易くなってきた。ストックはないのでバランスをとるために枝をつかんで登る。インナー用の手袋はすぐに濡れた。その内に左の薬指の先に違和感を感じた。手袋で太ももをおさえながら登るとズボンも濡れた。仕方なく雨具をつけたが天気も悪くなってきた。
 丸森山に着くとその先は雪帽子を被った尾根だった。新雪を自分だけのトレースをつけて登る。愛用の目だし帽を被ったので寒風も気にならない。何度も手袋を脱いで搾ってはまたはめた。ガレ場は雪の布団を被り、適度に締まっていてキックステップで登り続けた。トラバースの細道は避けて雪の下の草を握りしめて這い上がった。もうすぐ地神北峰だ。
<地神北峰>
 歩き始めて4時間半で地神北峰に立った。地図を取り出す。頼母木山までの未踏のルートを確認する。風が強く地図は飛ばされそうになった。12時までにここに戻れれば飯豊山荘には明るいうちに着くだろう。すこしでもいいから未踏の道を歩きたかった。幸い、頼母木山方面から登ってきた真新しいトレースがあった。それが後押ししてくれた。
画像

飯豊山荘(5:42)ー夫婦清水(7:25)ー地神北峰(10:11)ー頼母木山山頂(10:33−10:36)−地神北峰(11:02)−昼食(11:37−11:48)ー夫婦清水(12:57)−飯豊山荘(14:30)

頼母木山    1730m  
往路    4時間51分 
復路    3時間44分 (昼食時間を除く)
移動距離  10.9km
総上昇量  1572m

飯豊山荘から丸森峰を経由して頼母木山に登った。丸森尾根の後半から雪が見えだしたが、丸森峰からは夏道は雪で隠れていた。インナーの手袋ではすぐに濡れてしまい、指先がしびれている。飯豊連峰の主稜線は西風が寒気を運び凍えた。下山後の飯豊山荘の温泉で癒された。

飯豊連峰の主稜線までは約4時間30分だったが、雪道で歩きにくかったことよりは、雨具を脱いだり、着たりしたのと手袋を何度も搾ったために時間がかなりかかった。丸森峰から頼母木山まではガレ場だが、積雪のため夏道がはっきりしない箇所もあった。尾根の南側をトラバース気味に歩いたが、雪を被った岩場を草につかまりよじ登る場面もあった。地神北峰から頼母木山までは反対側からの下山者のトレースに助けられた。頼母木山からの下りでナメた石の斜面は新雪が積もっていて滑り台のようにして滑り降りた。昼食は立って食べたがその前にフリースを着込むため雨具を脱いだためか震えが止まらず、低体温症になりかけた。両手の指先は下山5日後だが、まだしびれている。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは
お疲れ様でした。
手のしびれが残るくらいで済んで良かったですね・・・それも間もなく治ると思われます。
雪の降り始めのこの季節は、滑ったり凍えたりと大変ですが、また飯豊の良い季節に訪れてみてくださいね。
リッキー
2013/11/15 18:14
リッキーさん、こんばんは。
本当に大したことがなくてよかったです。
今はしびれもほとんど感じなくなりました。
来年は毎月1回は飯豊の山々に登りたいです。
HITOIKI
2013/11/15 22:40

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