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zoom RSS 総集編 瀬ノ原山(平成26年4月6日)

<<   作成日時 : 2014/04/15 22:11   >>

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 林道高沢馬形線を高瀬側から車で進む。数百メートルで雪の上に二つタイヤの跡が残っていた。この先は自分の足で歩く。面倒なので先爪のあるアイゼンを履いてしまった。冷え込んでいるので歩き易い。膨らみ出した木の芽に白い帽子が被っている。路傍には蕗の薹が顔を出していた。先月に見えた雨呼山の雪化粧も剥げ落ちてしまった。取りつく尾根を通りすぎそうになった。快適な林道歩き。日差しが強く、サングラスを忘れたのが恨めしい。
 尾根の谷側に周り込むとまだ雪が付いていて歩き易かった。ヤセた稜線には雪は解けていたが雪庇が北に残っていて、その先が丸まった庇の付け根を注意して歩き続けた。先日の折り返し地点を越えると残雪が稜線を覆うようになった。振り返ると面白山の雪稜が輝いて見えた。ここからはかなり急な斜面が続き、生まれて初めて先爪アイゼンとピッケルが大活躍したと思える登りだった。
 瀬ノ原山はお椀を被せたような山容で登り続けると次第になだらかになってきた。歩き易くなったと思っていると熊の足跡が進行方向に見えた。熊も春の気配を感じて歩き出したのだろうか。その足跡は右側の杉林の方に消えて行った。ザックからホイッスルを出してピィ、ピィ、ピィ−と吹いた。それから見通しの悪い林は通らずに雪原を歩いた。しばらくすると春光が差しこんで昨夜降った枝の新雪を輝かせた。なだらかな雪面に芽吹き前の枝ぶりが影を映している。その雪の上に可愛い足跡が見え、穴の中に消えて行く。ウサギがいないかと覗いてみたが出かけてしまったようだ。眼前には霧氷を被ったブナのゲートが待ち構えてくれた。
 瀬ノ原山山頂には何の標識も見つからなかった。それで自分の登頂の印を残したいと思ったが相応しいものが見つからなかった。暗い雲に遮られ空は低くなってしまった。それでも雲が勢い良く走って神室岳が見えた。ヤッホーと叫んだがやまびこは返って来なかった。冷たく固まったパンと自然に冷えたジュースで昼食にした。芯まで冷えて来たのでフリースを雨具の下に着込んだ。来た途を折り返すと自分のトレースを辿ったつもりだったがY字に分岐していた。左のトレースは森の中に消えていた。誘われて熊さんと御一緒するところだった。下り坂は登りのように靴の谷側のエッジを効かせようとしたがズルズルと雪を削るばかりだった。それならばといつものように滑りながら下ることにしたが、尻もちをついてそのまま数m滑り出したがピッケルはとっさには使えなかった。林道まで下りてアイゼンを脱いだ。レジ袋を出してふきのとうを幾つか摘んでみた。初めての経験でコツを覚えると楽しくなった。

 高沢駐車場(9:15)−西尾根取りつき(9:57)−瀬ノ原山(12:04−12:29)ー西尾根取りつき(13:32−13:41)−高沢駐車場(14:20)

瀬ノ原山 1182m    
往路    2時間49分
復路    1時間51分
移動距離    8.2km
総上昇量    743m

 夏道のない瀬ノ原山を雪のある時期に登るには、何処から尾根に取りつくかを考えた。なるべく林道は歩きたくない。帰りは雪山の原則をしてピストン。特に単独の場合は。それで、尾根の明瞭なこのコースにした。林道は僅かに雪が残っているが午前中は締まっていた。帰りは抜かってしまったがつぼ足でも辛くなかった。尾根は最初は土が出ていたが前回の敗退地点より上は締まった雪だった。キックステップが辛くなってきたら、九十九折りの山側のアイゼンを効かせてのぼった。帰りは崖のように感じたが締まったところはヒールを効かせて下った。雪が緩くなったところで数m滑った。アイゼンが効かなかったからだ。尻セードすれば良かった。
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