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zoom RSS 梅雨入りを火打岳にて(平成26年6月7日)

<<   作成日時 : 2014/06/14 22:44   >>

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 大尺山で休憩。ここからは少し下る。すると剥き出しの岩壁が東側に見えて小さな薄桃色の花が岩の間から咲いていた(本文より)。
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 Tさんは以前に山岳救助の経験もある大先輩で定年後は北アルプスに毎年登っていらっしゃるという。天童の道の駅に6時に待ち合わせして、私の車で最上町の親倉見を目指す。フロントガラスには小雨がぱらつくが、車の中は山の話で盛り上がる。駐車して靴ひもの二重結びを教えて頂く。今までの苦労は嘘のようだ。上下の雨具を来て歩き出すとすぐに暑くなった。林の中まで雨を降りて来ない。熊鈴を鳴らすが坂の向こう側から登ってくる熊には聞こえない、と教えて頂いた。倒木をやり過ごすのに手間取っているとそこは潜ったほうがいいとアドバイス。滑ることなく前進。薬師原への分岐で休憩しようときつい登りを歩く。会話も途切れがちになる。
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 ようやく分岐について小休止。雨具の下のシャツを脱ぐ。Tさんは雨具をザックに掛けている。標識の矢印が薬師原に向くようにそろえていた。さすがだ。虫よけをスプレーして歩きだす。巻道を進むと沼があった。夏ミカンくらいの白いボールのようなものが沢山沈んでいた。中には枝に引っかかっているのもあった。ガッコ(蛙)が産み付けた卵の集塊だと教えて頂いた。気持ち悪かった。
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 ブナ林が朝靄にかすんで見えて歩き易い緩い登りが続く。ダケガンバも見えた。ブナにはこんな小雨の朝が似会う。涼しくて気持ち良い。
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 また険しい登りが槍ヶ先まで続く。9時頃になるが日が差さないので暑くならなかった。槍ヶ先は東からの突風が吹きぬけて来た。Tさんは戻るつもりはなかった。ザックに掛けた雨具が飛んで行きそうで袖を結んだが、さらに風が強くなり冷えて来そうなので低体温症にならないようにと雨具にしっかり身を包んでいた。私もフリースを雨具の下に着込み、目だし帽を被った。6月なのに厳冬期のような装備だ。それでもじっとしていると寒く感じた。強風のヤセ尾根にツマトリソウが数輪咲いていた。写真を撮ろうとレンズを向けると風を遮るようにTさんは脇に立ってくれていた。
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 ツマトリソウからマイズルソウに変る中、見かけない白い花を見つける。それはまだ名前がわからない。それとチゴユリも2輪くらい咲いていたかもしれない。ミツバオウレンとミヤマインバイが見えだしたら大尺山ももうすぐだ。
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 大尺山で休憩。ここからは少し下る。すると剥き出しの岩壁が東側に見えて小さな薄桃色の花が岩の間から咲いていた。帰りにゆっくり見ることにしてミツバオウレンの群生も後の楽しみにする。
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 ここまで来れば火打岳はもうすぐだ。左右非対称のヤセ尾根の東側は切れ落ちた沢で雪渓がまだ厚く残っている。前峰が一瞬ガスの切れ間から見えた。立ち止まったがガスは晴れなかった。やっと火打岳山頂に立った。それまでとは嘘のように風がなかった。でも東側の灌木は大きく揺れていた。山頂には二人を残して誰もいない。すこし明るくなったかに見えたが神室連峰の稜線は振り向いてくれない。Tさんから漬物やらグレープフルーツやらクッキーやらを御馳走になり、暖かい珈琲も2杯も頂いた。数日前までの真夏日だったら暑くてばてたかもしれない。展望はなかったが良しとしよう。1時間くらいして帰路に着く。やはり風は強い。急ぐこともない。写真を撮ったり、山の話をしたりして登りと同じくらいの時間をかけて楽しんだ。
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 銀竜草が足元に見えた。這いつくばってカメラを向けるとそれぞれの瞳はあらぬ方を向いていて何かを企んでいるようだ。
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コメント(2件)

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開花しているモノが真正面すぎて蕊の感じが掴めないのですが、シロバナヤマジノホトトギスはどうでしょう?
まこ☆にい
2014/06/17 07:10
まこ☆にいさん、こんばんは。
シロバナヤマジノホトトギスですか。ネットで写真を見ると噴水のような形をしていますね。葉の形はあっていますが、いまいち自信がありません。今度また見に行きます。とにかく、ありがとう。
HITOIKI
2014/06/17 20:54

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