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zoom RSS 聖人平から後烏帽子岳(平成27年9月12日)

<<   作成日時 : 2015/09/12 23:10   >>

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 大黒天駐車場で白石からの方に挨拶してから、股窪から後烏帽子岳に登る予定だと話すと澄川の渡渉に気をつけるようにとアドバイスされた。豪雨の後だけに私も心配になった。危なければ戻って来ますと何度も告げてスパッツをつけてから蔵王観光道路を下って聖人平に向かった。股窪のルートは初めてで、何も水害のあったこの時期に歩かなくてもいいものだが、徒歩で歩く分には危険もなんとかやり過ごせると思った。それより怖いのは林道を車で走っていてのアクシデントで、それもあって蔵王エコーラインを日の出もとっくに過ぎてから走った。刈田の道路脇の駐車スペースにも空きがあった。
 聖人平からの登山口は朽ちた標識があるだけで見落としてしまいそうだった。しばらくすると沢の音がしてきた。正確には澄川の支流である井戸沢を2回渡渉してから、金吹沢を渡渉した。思ったより水量は少なく、スパッツがあって難なく向こう岸に着いた。最後の股窪沢は頼りになる石もなく、ざぶざぶと渡ったが流れも速くなかった。股窪十字路に着いてからも沢の音を聞きながら時にはその流れが登山道にも溢れてきたようで、でもその水はその沢の名前の通りに澄んでいて畔の潅木を映し出して見えた。
 歩き出したのが9時30分でなんとか12時には後烏帽子岳に着きたかった。と言うのも芝草平で山ごはんを食べたかったからだ。その前に屏風の急登が待っている。今年のザックは重い。今日はもり蕎麦の予定。ろうづめ平からの稜線は笹に埋まった所もあったし、蜘蛛の巣が張ったところもあった。今日はまだ誰も歩いてないのだろう。でも女性の声がしたように思った。休まず登って後烏帽子岳にはジャスト正午に着いた。そこには10人くらい休んでおられた。聖人平からと言うと沢はどうだったと聞かれた。みんな、昨日までの水害で沢は避けているようだった。ガイドブックの岩場はここかなどと思って、腰も下ろさずに引き返した。
 休まず歩き続けたが3時間30分、屏風の急坂をほぼ登りきったところで力尽きて、座り込んだ。それまでは、聖人平から後烏帽子岳、屏風岳、杉ヶ峰、前山、刈田岳とピークを連ねる気力だったが、明るいうちに帰りたい。屏風の分岐の手前で笹に隠れたえぐられた山道で滑ってストックを折ってしまった。それでピークハントの気力も折れた。分岐を右折して下ると光るような芝草平が黄金色に慰められた。
 芝草平のベンチではご夫婦が休んでおられた。木道を左に折れて山ごはんにした。
 風が強くジェットボトルの火が消えるハプニングがあったが、乾麺を茹でてもり蕎麦をまず一杯。麺90グラムに水1リットルが美味しくできる茹で方のようだが、ジェットボトルでは1リットルは無理で、500mlを沸騰させて乾麺を入れ、吹きこぼれる時は差水をした。スパゲッティ用の乾燥唐辛子を振り掛けてみた。蕎麦屋の味とはいかないが、疲れ果てたからだには贅沢だ。一杯食べてから、残った蕎麦湯にチゲスープのブロックを入れて温め直した。これは美味かった。これを食べている時にもういっぱい蕎麦を茹でた。今度は水が少なかったので蕎麦餅のような団子のような食感になってしまった。やはり水はケチってはいけない。残った蕎麦湯は水筒に入れた。最後にトマトと林檎を食べたら3時になった。昼寝の時間はない。ザックは軽くなったがからだは重い。涼風に励まされて杉ヶ峰へと歩き出す。
 稜線から股窪の鞍部が見下ろせた。何度の歩いた道だが、番城山や二ツ森山など自分で登ったところしか興味がなかったが、蔵王山岳会山小屋の屋根らしいのが見えたりして眺望に深みで出た。ピークを過ぎると色付き出した山の間を登山道が伸びているのが見え出した。連休は見頃かもしれない。芝草平までのハイキングを楽しもうか。キンコウカも色付いて夕日を照らしている。
 エコーラインを大黒天まで道路の端を歩く。ここが一番の危険地帯だ。清渓小屋から股窪までの登山口を確認して、今日歩いた稜線を振り返ると心なし満足感を覚えた。駐車場には軽装の男女が大黒天の展望台に向かっていた。私が靴を履き替えている間に二人は戻ってきた。そんな平和がこの蔵王にも戻ってきたようだ。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
大雨直後に渡渉コースを歩く勇気も無く、股窪も後烏帽子も行ったことの無い私ですが、屏風の分岐から道の様子を伺いに後烏帽子方面へ向かい、同じようにえぐられた道でスリップして水溜りに顔を突っ込んだ経験があります(無傷)。ストックは痛手のことと察しますが、身体は大丈夫でしたでしょうか?
芝草平はもう色づいたんですね。奥のベンチは私もお気に入りで吾妻連峰を眺めながらまったりして来ます。いつも食べてるのはお菓子ですけど・・・。お写真拝見すると、やはり手を加えた料理は美味そうですね。少しづつ勉強させていただきます。
失礼いたしました。
追い風
2015/09/13 22:16
追い風さん、こんばんは。
ストックは僕の身代わりになってくれました。一時期ストックを持たずに歩いたことがありました。両手がフリーのほうが確保できて安全かなと思って。今はそのルートによって使い分けできるようにザックには備えておくことにしています。お菓子は炭水化物が主体なのでタンパク質がとれるものがいいようですが、蕎麦はどうかな。今度山形名物ひっぱりうどんを作ってみたいと思っています。その時はどうぞ。
HITOIKI
2015/09/15 22:32

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