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zoom RSS 面白山北から南へ(平成27年11月21日)

<<   作成日時 : 2015/11/21 22:03   >>

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 面白山高原駅に車が着いた時はまだ薄暗く、登山の準備にヘッドライトを点けた。今日は登山を始めた時からの懸案だった、南北面白山をまとめて周回の予定。雪が降る前の気温の低いこの時期が最適だろう。急峻なカモシカ尾根は登りルートにしたかったから北から南への周回を選んだ。カモシカ尾根の登山口はいつ来ても薄暗く、ジメジメしている。トラバースすると電車が走って行くのが見下ろせた。尾根に取り付く。その取り付きの反対側は尾根が線路のほうに下っていくようだ。尾根を登り出すと明るくなって朝焼けが綺麗だった。尾根を外さないで黙々と登る。何度か下ったりして長左衛門道分岐に着いて、林檎を半分食べた。座っていると登って来た山毛欅林の幹が風でゆっくりと揺れていた。
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 分岐からは急な登りとなり、ガスが出てきて寒くなって来た。中面白山からの谷間は濃いガスが掛かっているのが見えた。それでも振り返れば甑岳の支尾根や雨呼山は朝日を浴びて赤茶に染まっていた。北面白山山頂に着いた。誰もいなかった。全く展望はなく、三角点を撫でて中面白山を目指す。
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中面白山を過ぎる頃には風も強くなって、わずかに雪も降って来た。ここから権現様分岐までは上り降りの繰り返しだが、場所によっては風が来ない尾根もあったが、立ち止まるのも憚れる程の西風に悩まされた。それでも長左衛門平では風を避けて残りの林檎を皮のまま食べた。気温が低い割にはペースは上がらなかった。見るべきものといえばガスに曇った裸の山毛欅林だけなのだが、体力の衰えを感じる。権現様分岐までの降りは穏やかでそろそろ空腹感を覚えた。しかし、ここで休んでは最大の難関の南面白山の急坂を登る気力が失せそうで休まなかった。
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権現様分岐を過ぎ、登山を始めたばかりの頃に転倒したナメ沢を慎重に越えると、頂上付近が厚い雲に覆われは南北の面白山が見えて来た。やっと目指す南面白山が見えて来たのに、高度は逆に下がってしまい歯がゆかった。やっとその尾根に取り付くと頂きは青空を背景に迫ってきた。ここまでくれば焦ることもない。いつものように歩幅を狭く、休むような感じで登る。腰が痛くなって、何度も立ち止まって、上体をかがめると楽になった。
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 山頂では展望も開けて登りから6時間30分のからだも軽くなるようだった。展望を楽しんでから、山頂広場の岩の陰にシートを敷いてご飯の準備を始める。今日はスパゲッティ。手袋を外してもまだ大丈夫だった。パスタはすこし固めだったが、暖かく、疲労感を忘れた。茹で汁も飲み干して、珈琲も1杯頂く。帰り仕度をしている時に足が攣った。体の硬さが堪える。
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帰りは何度も下ったコースだが、膝をかばいながら、これまでに歩いた周回コースを辿りながらゆっくりと味わった。前回よりは足取りも確かだった。咲き残ったコスモスから秋の終わりを感じた。駅近くには10人近くの登山者が電車を待っていたが、それが今日初めて会う人たちだった。どこまで歩いたのだろうか。みんな元気そうでも、なにか物足りないような風に見えた。
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コメント(2件)

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北面白山から南面白山の周回、この時期、この天候の中だとかなりハードだったのではないでしょうか。あの南面白山への登り、きついですよね(汗)。
うるし
2015/11/23 22:23
うるしさん、こんばんは。
うるしさんが登った季節は雪もあって、今より大変だったと思います。僕のほうは、へとへとで年を感じました。今年まだのぼれるのは甑岳くらいですかね。でも、雪が降るともう里山だけです。
HITOIKI
2015/11/24 19:31

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