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zoom RSS 総集編 反復の上山葉山(平成28年5月15日)

<<   作成日時 : 2016/06/22 18:55   >>

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 今日の山は何処にしようかと、悩んだわけではないが、僕が登山を始めた翌年の春からの登山歴を写真集で辿ってみた。すると、今の季節からは離れるが、山形の葉山を連続して登ったことを思い出した。その最初が上山の葉山だった。その時は葉山山頂から南東に下った。当然、踏み跡も怪しくなり、最後は果樹園に出て、車道を長く歩いた。その炎天下の車道歩きが懐かしい。宮生小学校の脇の巨石が懐かしい。そんな、行き当たりばったりの、無駄ばかりの山行を反復したくなった。
 三吉山に稚児百合が咲いているらしい。ブドウ沢で見つけたが写真が取れずじまいだったので、待ち遠しい。三吉山の登山口に駐車して去年は時計周りだったから、今回は逆回り。林道を歩くとタニウツギが咲いていた。僕が登山を始めた翌年の春に天童の雨呼山に咲いていたのを思い出す。雨粒を抱いていたようで濃い紅色が心に残る。それからは、よくよく見かけるようになって、ありがたみも失せてきたが、谷空木と書くと源氏物語を連想するし、卯の花となれば夏はきぬとなって、上山も田植えが終わった。
 林道を道なりにしばらく歩くと躑躅が朱の花を咲かせる。日を浴びて辛そうだった。林道のカーブの先は五月晴れだ。気になっていた、クアの道の標識を反復して、宮生沢入り口の沢の文字に魅入られて、下ってしまう。沢とは名ばかりだったが、笹谷の仙人沢や水引入道がよぎった。すぐに堰になってその下は果樹園だった。戻る気はなく、クアの道と付き合いたくなった。気ままな山歩きの反復。
 宮生クアの道は上山市のホームページに紹介があるのを今日になって見つけた。沢を下ると、だんだんと里になって来てしまい、葉山からは遠ざかるばかりになって、どこかでトラバースしようと思って果樹園を横切ろうとしたら、思わず通電ネットに感電してしまった。何ボルトなんだろうか。肝を冷やした。
 果樹園では銃声も聞こえ、僕は本当に悪い事をしているように錯覚してしまい、息を切らして来たあぜ道を折り返した。でも、そのまま、林道まで戻っては逃げ帰ったような気持ちから抜けられそうにないように思えて、里に降った。水田は田植えが終わったばかりの苗が弱げに靡いていた。小學校を過ぎて、数年前と同じ至葉山山頂の案内を見つけた。墓地を過ぎると木漏れ日と薫風の小道に誘われた。
 標高は500mにも満たないが四方を新緑に満たされて歩き始めて2時間になろうとしたところで腰を下ろす。林檎を二つにナイフで割って食べ始めた。楓が木漏れ日を映して掌を薄緑に染めて見えた。食べ終わり腰を上げザックを担ごうとかがみ込むと稚児百合を見つけた。それからというもの葉山の山頂までいつもよりその俯き加減な顔を起こしては初夏を待っているようだった。
 葉山山頂は静かで蔵王の葉の山であると知った。東側にも踏み跡はしっかりあってまた紛れ込みたくなったが、三吉山への尾根に下った。少し下ってGPSを出して北の方への分岐を探した。分岐は小ピークにあるようだが灌木に隠れてしまっていた。その後はまだ記さないことにした。僕だけのものにしたくて。
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