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zoom RSS テーマ「山の論点」のブログ記事

みんなの「山の論点」ブログ

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東山形から山伏山(護摩山)経由千歳山(平成29年3月9日)
東山形から山伏山(護摩山)経由千歳山(平成29年3月9日)  山形市役所公園緑地課内、千歳山自然休養林保護管理協議会の案内板では千歳山の東の以前の記録では護摩山としていた山は山伏山(喜久千山)となっていた。東山形から鉄塔を2箇所潜る前のルートには木久千山の案内板があった。山頂には以前からの護摩山(その前は木久千山だった)の頂標がある。誠に紛らわしい。不慣れな登山者ならば、道迷いの種になるだろう。まずは山伏山として置いたが、過去の記録はどうしたものか。木久千山(喜久千山)、山伏山、護摩山と同じ山に3つも名前はいらない。 ...続きを見る

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2017/04/09 20:50
ワタスゲの花
ワタスゲの花  こんばんは、HITOIKIです。  弥兵衛平での楽しみはワタスゲを見ることだった。そのワタスゲに最初に会ったのは蔵王のいろは沼。その時の写真がこれだ。 ...続きを見る

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2016/06/10 23:33
明月荘の水場(金明水)
明月荘の水場(金明水)  こんばんは、HITOIKIです。  突然ですが、ブログは役立つ情報源でしょうか。その答えは多分、Noだと思います。なぜなら、書き手の本性が知れないからです。ですから、僕が書いている記事もお慰めだけにあると思ってほしいです。それでも書くのは私小説を書いたくなる自分がいるからだと思います。  目的の一つだった明月荘の水場(金明水)の下見は失敗に終わった。時間切れだったからだが、理由はもう一つある。まず、この写真を見ていただきたい。 ...続きを見る

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2016/06/07 20:08
清永 謙著「清貧登山のススメ」山と渓谷社 
清永 謙著「清貧登山のススメ」山と渓谷社   僕が山を登り始めた50歳頃に読んだのが清永謙著「清貧登山のススメ」だ。少し読み返しても、今の僕の登山スタイルを代弁してくれている。一言で言えばアンチ百名山。登山ブロガーの大多数がご同輩と思うが、登山ガイドブック出版社と思われる山の渓谷社から出版されたためか、今は絶版の憂き目。ただ「日帰り山行は食料を持ちすぎるな」から最近の僕のスタイルははずれつつあるが。そのなかで「山以外にまで目を向ければアプローチも楽しい(168頁)」は特に印象に残っている。街中から登山口までの車道や林道を車で通り過ぎたり、... ...続きを見る

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2015/09/10 20:57
寂莫に生きる(平成27年8月23日)
寂莫に生きる(平成27年8月23日)  生憎の空模様。雨が上がり気が向いて庭の草取りを少しばかり。いい汗を貰った。市街は低い雲の天井が落ちてきそうだったが、寒河江に向かうと青空が広がってきた。スパゲッティを二人で。それから西川へドライブ。いつもは月山帰りに汗をながす温泉で黒にんにくをまとめ買いした。岩根沢女子グループが栽培したものだった。それで、岩根沢までドライブの足を伸ばした。そこには廃校になった岩根沢小学校があって、校庭にも草が伸びていた。その脇に丸山薫の詩碑があった。「・・・あれら 山ふかく 寂莫に生きる木々の姿が 今は私にな... ...続きを見る

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2015/08/23 21:22
8mm25mのロープ(平成27年7月26日)
8mm25mのロープ(平成27年7月26日)  登山前日にスポーツ店で8mm25mのロープを買った。1mで40gとのことでちょうど1kgだった。団体登山の責任者として万一のためにと「もときちさん」の助言で用意した。鉾立の駐車場でみんなに披露したら、頼もしいと言われた。昨日、もやい結びを練習しただけだったが。それから、登山口から鳥海山山頂までの地図を国土地理院のホームージからダウンロードしたのを一枚ずつ配った。現在位置はこれで確認するように。できるかな。それから、10時間の長丁場になる夏山。水分は予備を含め2.5リットルを持たせた。私は4.5... ...続きを見る

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2015/07/28 18:58
登山部と車中にて
登山部と車中にて  吾妻への車中にて登山部との会話。地図は持って来た? いいえ。では、案内本は? 立ち読みしてみた。そんなわけだから方位磁石など持ってくるはずもない。帰りの車中にて。もう一人でも登れるかな? うーん、わかんない。もうそろそろ一年になるというのに、机上登山を楽しむなんて期待しても無理なのだろうか。人のルートを踏襲するのは馬鹿げているとしても、僕の踏み跡だけを辿るのもいかがなものか。  市民登山に期待されるのは楽をしてアウトドアを楽しむことなのか。ルートは置くとしても、堅実な歩き方くらいは覚えて貰わ... ...続きを見る

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2015/07/07 20:58
100万ドルの満天星
100万ドルの満天星  100万ドルの満天星(ドウダン)の命名の由来を知り合いから教わった。それは山形県村山山岳会の齋藤弘治会長が昭和30年代に仲間と登山の折に全国的に有名だった函館、神戸、長崎の夜景に右ナラエ?しての命名だったそうだ。市民登山で登る毎、みんなに100万ドルと宣伝したのがいつの間にか地図上でも認知された。また、以前は満天星の元気がなくなり、平成4年頃から丸6年、腐葉土を運んで根元に運ぶ(一人一袋運動)を続けたそうだ。 ...続きを見る

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2015/07/01 20:42
登山部の哲学
登山部の哲学  最近では単独で登るより、複数で登る機会が増えている。その理由はこのブログでも書いているから、あえて繰り返すこともないようなものだけれど、登山部について考えてみた。このブロブでアップしている登山部のことである。今のところは職場のつながりの活動であるが、職場から認定させているわけでないし、部費や部会もない。でも、どんな団体にも、その哲学がなければ唯の烏合の衆だとブログ仲間であり、山の大先輩であるもときちさんから学んだ。  それなら、我が登山部に哲学はあるのだろうか。少なくても何度か一緒に登った部... ...続きを見る

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2015/07/01 08:19
山のネット情報
山のネット情報  最近の天気予報は以前に比べれば格段に進歩した。だから、山の計画も立て易くなったようだ。僕は登山を始めてから10年にもならないので、空を読んで進退を判断するような経験には乏しいが。でも、花の開花予想となると別だ。桜の開花前線は気象予想士の活躍の場だろうが、高山植物のリアルタイムの状況は「山のネット情報」に追うべき所が多い。  そんなわけでお世話になっているのがヤマレコだ。僕は落第生だが会員になっている。花の開花状況や雪の状態はかなり参考になる。だから、自分の山行もアップすべきなのだろうが(お世... ...続きを見る

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2015/06/22 19:10
期間限定の瀬ノ原山
期間限定の瀬ノ原山  4月は雪山とお花の狭間で登る山に困っている登山愛好者もいるだろう。高い山ならばまだ雪も多くて山スキーでなくても月山くらいなら天候次第で私でも登った。しかし、去年の繰り返しは脳がない。瀬ノ原山も去年の繰り返しだが、ほんの一週間の違いでも山の様相は変わっていた。それで、装備やコース取りにも気遣って、独創的な山行ができた。去年はクラストした雪の斜面でワカンでは登れず、アイゼン装着で登頂。今年は、雪が緩んでいて、沢の近くを避けて雪の山肌のトラバースした。そのまま沢をトラバースしながら、雪渓を登ることも... ...続きを見る

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2015/04/14 20:49
猿岡山の尾根(平成27年3月29日)
猿岡山の尾根(平成27年3月29日)  猿岡山は標高557メートルで千歳山より首一つ高い感じだ。両山は恥川を挟んで南北に対するが猿岡山は南東に位置する。平清水に駐車し、宅地脇を右折すると恥川の河原にすぐ出る。そこから南東に伸びる尾根に取り付き、鞍部を過ぎて猿岡山山頂まで登り、東に下って隣の530メートルくらいのピークに登り返してから反時計回りに巻いて北北西の尾根を下って鳥居に下りる、これが今回の計画したルートだ。雪解けの里山を地形図とコンパスで正確に踏破する、回りには芽吹き始めた雑木林があって見通しは十分ではない。現在地と進行方向を... ...続きを見る

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2015/03/29 19:30
達成感と倦むこと
達成感と倦むこと  何を読んでも山行に結び付けてしまうのが私の癖であるが、昨日の自分のブログをコメントごと読み返して「達成感と倦むこと」について思い当たった。そこでまず思い出すのが14座登頂した竹内洋岳 の「征服とは言わないでください」との言葉だ。登頂が征服という観念になってしまっては、登山はハイエナのように飢えを満たすものでしかなくなるだろう。頂きに立った時は確かに達成感に満たされる。それは快感であるがそれに精神を仲間入れさせる(深くさぐりを入れる)ことが大事だとモンテーニュは言っている。その具体例がフェールセ... ...続きを見る

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2015/03/20 21:23
当下に即ち了する
当下に即ち了する  幸田露伴の「魔法修行者」からの一節に「当下に即ち了する」とある。碁や狩猟を例にして修行の姿を説いている。何事でも目的を達し意を遂げるのばかりを楽しいと思う中は、まだまだ里の料簡である、と言う。実は沼沢林藪の間を徐ろに行くその一歩一歩が何ともいえず楽しく喜ばしくて、歩歩に味わっているのである、その姿が「当下に即ち了する」ことなのだそうだ。禽を得ようと沼沢林藪を歩く、山行に置き換えれば頂を目指して山に登る。登頂したことばかりを楽しいと思うのではまだまだ。頂きに立とうが立たまいが、その歩みが味わい深... ...続きを見る

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2015/03/19 22:27
山の若造
 人生の折り返し地点を遠うに過ぎた私だが、これから未知の世界に足を踏み入ってみたい気もする。現役は一般的には還暦で終わるとすると、平均寿命からすればまだまだ生きながらえなければならない。それならば、山や川で遊んでみたくなる。そこには先住民のように自分より大先輩が楽しんでいるのに驚く。だから、私はそのなかで若造でしかない。第二の人生でまた若造になれるとおもうと嬉しくなる。そこには冒険や失敗しても教えてくれる大先輩がいるのだから。 ...続きを見る

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2015/03/18 22:59
雪解けの沢(平成27年3月14日)
雪解けの沢(平成27年3月14日)  甑岳稜線から翁松まで登って折り返した。帰路は大先輩が先頭だ。新しくしたワカンの底のベルトの調整不足で靴の踵がうまく雪面をとらえない。ずるずると滑るように斜面を下るとすぐに尻餅をついた。栗林のある雪原でお弁当にした。お湯が沸くのを待つ間にワカンの調整をした。珈琲をごちそうになると青空が顔を出し、村山の街が見えた。何杯もおかわりしたが、長く休んだためか、ジャンパーの下にフレースを着込んでちょうどよかった。帰りに馬立沼を寄ることにして後塵を拝した。沼が遥か直下に見え出してそのまま下った。雪が解けた沢... ...続きを見る

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2015/03/17 17:49
後に戻る勇気
後に戻る勇気  3月11日を迎える夜にレコード盤に針を右の人差し指でゆっくりと落とす。時々、バリバリという音と共にドビュッシーの前奏曲が流れる。震災の前に聴いたアナログの音が心地よい。後ろに戻る勇気を持ちたい。  5年も前はただ雪の上を歩くだけで楽しかった。今の僕はもっと、もっと前に行って、より刺激的な感覚を得たいとあせっていたかもしれない。あの日に帰ってもあの楽しさが味わえないだろうとの不安から、戻る勇気がなかった。  アナログの音を聞くには手間がかかる。でもその不便さから、その指の動きから、非日常の発... ...続きを見る

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2015/03/10 22:18
安達太良山にて(平成27年2月28日)
安達太良山にて(平成27年2月28日)  安達太良山から帰って来て、僕がどうして山に登っているのか、改めて考えている。雪国山形の山に登って、安達太良山なんて、チョロイものと慢心があった。そうでなくても自分の山力を十分に発揮できると思っていた。結果は反省ばかりだ。視界不良の中、山頂に立ったまではよかった。帰路で思い込みからとんだ失態をやらかした。それを優しく助言して頂いた関東からの単独の方に、本当にお世話になった。GPSがあるから大丈夫との軽卒加減。どうして山に登っているのか。驕りからだったのだ。それがわかった。そんな自分の姿と心に気づ... ...続きを見る

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2015/02/28 21:22
雪の北面白山一人旅(平成27年2月14日)
雪の北面白山一人旅(平成27年2月14日)  予想通り天童高原の登山口にはトレースはなかった。期待した通りだ。東北地方は日本海側を中心に大雪の予想で、地域別の天気予報を調べると二本松はいいようだった。さすれば安達太良山は好天かもしれない。そこでネットで過去のヤマレコと読んでいると興味がなくなった。人が多すぎる。そこで北面白山に向かうことにした。午後から天気は好天することを期待して遅い出発。歩き出したのは9時30分頃か。ゲレンデには吹雪の中をスキーヤーがわずかにいた。子供もいて元気そうだ。夏道はただの斜面になっていた。尾根を歩く。大畑山は雲... ...続きを見る

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2015/02/14 21:59
寒風吹き抜けるハマグリ山(途中敗退)(平成27年2月1日)
寒風吹き抜けるハマグリ山(途中敗退)(平成27年2月1日)  ブログを書き始めている今は久しぶりのビールにほろ酔い気分。途中敗退の山行も終わってしまえばただ懐かしいだけであるがそんな敗退を無反省で振り返ってはいけない。まずは体調不良。これは致し方ない。山だけで生きていける身分ではない。次は装備の不備。なんとストックが1本もなかった。それに天候の悪化。風が強くストックなしでは吹き飛ばされそうだ。最後は山頂を目指すこだわりの薄さ。こだわりは気力にも通じるが、逆に頂きを軽視するこだわりがあってもいいかも。まずは写真を一枚。  朝まだ明けやらぬ空には星もまたた... ...続きを見る

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2015/02/01 17:56
登山部瀧山大滝氷瀑(平成27年1月24日)
登山部瀧山大滝氷瀑(平成27年1月24日)  登山部の今年の登り初めは瀧山大滝氷瀑。登ると言っても山頂までではないから、雪上トレッキングと言った所か。実は今年になってまだ頂きを踏んではいない。それは山を登ることが頂きを目指すことに収束してしまっては登山の面白さが半減してしまうことに気づいたからだ。山の奥深くに入り、日常を離れて自分に向き合う。その静かな時間で物思いに耽る。そんな楽しみ方には別に頂きはいらないように思えて来た。今まではただ頂きをめざせ、との思いで、自分の限界に挑戦して見ることが登山の楽しみ方と信じて来たが。哲学するための山行... ...続きを見る

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2015/01/24 21:21
成沢林道(平成27年1月12日)
成沢林道(平成27年1月12日)  西蔵王は自宅から手軽に山歩きが楽しめる。歩くだけではなく、蕎麦や日本酒を味わったり、湖水と水鳥を見たりするのもいい。それに古くからの瀧山登山のルートにもなっていて、その古道を辿るのも興味が惹かれる。家の前にも雪が積もり、長靴を履いてリュックに簡易アイゼンを入れた。まずは蕎麦屋を目指すが成沢林道の積雪が予想以上に多く、どう頑張っても3時になりそうだった。古竜湖経由ではもっと遅くなりそうで、林道を左に曲がった。ここからはさらに雪が深くなり、Y字路を右に行けば三本木沼に抜けられるが、前から気になった... ...続きを見る

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2015/01/12 20:28
J.L.ボルヘス『伝奇集』(刀の形)
J.L.ボルヘス『伝奇集』(刀の形)  岩波文庫「伝奇集」  167頁 「一人の人間のすることは、いってみれば万人のすることです。ですから、ある庭園で行われた反逆が全人類の恥となっても、決しておかしくはないのです。」  ボルヘスは「七つの夜」の第四夜 仏教の中で、主要な幻想のひとつに自我があります。・・・「(人は)思う」、「(人は)苦しむ」と言って、主語を避けなければなりません、と話している。すなわち、雨が降るとは雨がある行動を行っているのではなく、何かが起きているわけである。  刀の形の傷は人であれば誰でも持っているということ... ...続きを見る

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2015/01/02 23:04
元日の散歩(平成27年1月1日)
元日の散歩(平成27年1月1日)  山歩きを始める前は毎日、愛犬と散歩をするのが日課だった。どんな天気の日でも1日1回は必ず歩いた。雪の日には四本の足に雪玉を着けたまま帰ってきた。そんな思い出の道を一人歩いた。公園まで来ると雪の花を咲かせた寒梅の脇の道で子供達が雪玉で遊んでいた。その雪玉が私の足に当たった。子供達はすいません、と謝っていたが、私は過ぎし日の愛犬との散歩を思い出した。山毛欅の尾根を歩くと登山者に出会う。その出会いから様々な山行が語り出される。それは自分との出会いでもある。山を歩くことと思い出の散歩は何処か似ている。... ...続きを見る

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2015/01/01 17:38
習慣と年末の蕎麦(平成26年12月29日)
習慣と年末の蕎麦(平成26年12月29日)  モンテーニュ エセー第3巻13章「その強靭な意志により、猛烈な仕事や、苦しい思いを押さえ込んで、日常生活の習慣を優先させてしまうというのは、精神を毅然とさせることであるにちがいない。(みすず書房 宮下志郎訳)」「逞しい気力で、激しい仕事と骨の折れる考えを日常の生活の習慣に従わせることによって、精神を強化することだと思う(岩波書店 原二郎訳)」エセーは私の座右の書であるが、宮下志郎訳は新訳ではあるが、原二郎訳の味わい深い文体を好んでいた。しかし、この習慣についての文を比べると宮下志郎訳の良さがわ... ...続きを見る

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2014/12/29 22:51
沼沢沼からの林道の旅(平成26年11月24日)
沼沢沼からの林道の旅(平成26年11月24日)  私は釣はやらぬが林道を下り、沢の澄んだ水面に魚影が見えると、立ち止まって魅入ってしまった。その沢は右に弧を描くが、林道はそこだけ舗装されて沈下橋になっている。先程見かけた川魚は増水でもなければ下流には行けまい。しばらく林道を下るとその沢を跨ぐ朽ちた橋があった。何のために架けられた橋だろうか。もう人の重さにも耐えられそうにない。沼沢沼からの林道を歩いた晩秋の昼も過ぎやっと里にも近くなった。戦後の開拓で分校までできた沼沢沼湖畔だったが、帰路に歩いた南側の林道は荒廃しなんとか人が歩けるばかりだった。... ...続きを見る

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2014/12/15 21:28
ル・クレジオ『逃亡の書』(世界は総和ではない)
ル・クレジオ『逃亡の書』(世界は総和ではない) 新潮社「逃亡の書」  290頁 「体系をつくるために物を識ろうとがつがつしている思想家。気のきいた言葉をつくるために世界を忘れたがっている役者。だが世界は総和ではない。世界は、どんな数字もその変化と逃亡のなかでそれ自身にとどまり、誰も誰にたいして権利を有さず、みしらぬ力、欲望、行為が支配している、はてしない枚挙である。世界は論理的に融合するものではなく、無数の絆、紐、枝、根がなんとも表現しようもなく錯綜したものだ」  ル・クレジオの初期の小説を順に読み続けているが、難解ななかでも『逃亡の書』は... ...続きを見る

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2014/09/05 18:00
7年前にタイムスリップ(平成26年8月31日)
7年前にタイムスリップ(平成26年8月31日)  僕が山に籠るようになったのは最近のことで、それでも、夜は自宅に帰っている。それにウィークデイは何とか仕事をさせてもらっているから山に居るのは週末のお日様の見える時に限られる。そんな生活をかれこれ6年くらい続けて来た。残り僅かな人生だから知らない世界に浸っていたいと切に思う。それが山だったり、家族との新たな触れ合いだったり、仕事での出会いだったり、するわけだけれど、もっと貪欲に没頭したいと日々思う。  昨日は大学生になった息子と裏磐梯にドライブに行った。2週後の山ガック部の雨天の際のバスツアー... ...続きを見る

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2014/09/01 21:54
ル・クレジオ『アンナ』(画像など何になるだろう)
ル・クレジオ『アンナ』(画像など何になるだろう)  筑摩書房「隔離の島」  427頁 「画像など何になるだろう。ぼくの記憶はこの廃墟の特定の場所ではなく、いたるところにある。岩壁のなかに、ランタナが発する胡椒を撒いたような匂いのなかに、風のざわめきのなかに、玄武岩の平らな石の上に広がる白い泡のなかにある。」  自分の祖先が隔離された島を訪れた。その40日間を想像しているうちに記憶となった風景はただ視覚に留まらず、匂いやざわめきや泡のなかにあった。  風や波や岩の振動をからだを横たえて直に感じていたい。そうすれば今までとは違った自分となること... ...続きを見る

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2014/03/29 09:48
山形市東側の丘陵
 山歴6年の私は厳冬期にはせいぜい面白山を登れるくらいでスキーをしないものとしては週末の行き場に困ってしまう。登山を始めたばかりには西蔵王の林道をラッセルした。危険性は少ないし蕎麦屋巡りも楽しいのでこれからの続けたい。先日、上山の古窯の忘年会の帰りに蔵王見晴らしの丘近くの新道を車で走っていると奥羽の脊梁の支尾根が良く見えた。その山裾の高まりが千歳山であったり戸神山だったりなのがわかった。その二つの支尾根は登ったが、地図を広げると高瀬地区と山形市街の間に聳えるのが炭沢山であることが見て取れる。前の... ...続きを見る

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2013/12/10 18:03
番城山山頂目前でクマザサに阻まれる(平成25年11月4日)−かつての遠足コース−
番城山山頂目前でクマザサに阻まれる(平成25年11月4日)−かつての遠足コース− <かつての遠足コース>  上山市の小学生たちが遠足で歩いた古屋敷から番城山までのコースは廃道となった。それをまた思い知らされる山行になってしまった。前回は林道終点から杉林の中で迷走しコースを離れて北西から南東に上がる赤布のない尾根を登った。その尾根の先端に赤布があった。今回は帰路にその赤布を過ぎて右側の尾根(南西から北東に下る)に赤布のあるルートを確認したが、やはり廃道化していて途中で迷ってしまった。このルートの登り口は何処なのだろうか。 ...続きを見る

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2013/11/15 07:05
鏑木毅 『きょう』という1日をなかったことにしてしまう
鏑木毅 『きょう』という1日をなかったことにしてしまう  今日9月24日の日本経済新聞の33面にトレイルランニングの鏑木毅の記事が面白かった。彼も37歳で老いを感じたという。その時、もっと頑張らねばと思って、ますます疲れがたまった。走りたくないときの練習は何の上積みにもならない。計画どおりに練習できなかったら『きょう』という1日をなかったことにしてしまう。創造的な取り組みをして、わくわく感を出していく。  興味深い発言ばかりだ。以前なら30分で走れたのに、とタイムで縛らない。眺めが良ければ立ち止まる。トレーニング法を越えて人生を語っているように思え... ...続きを見る

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2013/09/24 22:40
石跳川から月山周回(平成25年9月14日)−秋空に映える湯殿山と草紅葉が始まった地塘−
石跳川から月山周回(平成25年9月14日)−秋空に映える湯殿山と草紅葉が始まった地塘−  志津のネイチャーセンターから石跳川沿いに装束場までは沢を何度か渡る。聞こえるのは季節外れの蝉の声と沢を下る水の音だけだった。牛首には雪渓がまだ残り雪解けしたばかりの草原は初夏のようなお花畑。姥沢からネイチャーセンターまでは残暑に虫も喜んでいた。 ...続きを見る

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2013/09/19 20:44
コーマック・マッカーシー「ブラッド・メリディアン」(判事と精神薄弱者)
コーマック・マッカーシー「ブラッド・メリディアン」(判事と精神薄弱者)  以前に角幡唯介とコーマック・マッカーシーについて書いたことがあるが、そのマッカーシーの代表作の一つ「ブラッド・メリディアン」を読んだ。ネット上でその感想を斜め読みしたり、翻訳者の解説を読んだりした。判事を文学史上最悪の悪者としているが、そこには作者のメッセージが伺われた。  あらすじは他のブログ(晴耕雨読など)に詳しい。以前にも書いたがマッカーシーの子供に対する深い愛情をこの小説からも感じた。また子供以上に弱者である精神薄弱者と悪の権化である判事との旅に興味をもった。判事は言う「人間は遊戯を... ...続きを見る

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2013/09/05 22:20
丸森尾根から北股岳(平成25年8月8日)-扇ノ地紙周辺の地図-
丸森尾根から北股岳(平成25年8月8日)-扇ノ地紙周辺の地図-  北股岳の登山では多くの方との出会いがあって、とても思い出深い有意義なものになりました。それに、ブログを通してのアドバイスも まこ☆にいさんをはじめ沢山いただきありがとうございます。また「飯豊朝日連峰の登山者情報」の井上邦彦氏にはメールでのお願いを聞いていただき感謝しております。  全くの偶然ですが、丸森尾根から扇ノ地紙の分岐を通った時の標柱の文字が消えているのに気がつき、そのことを門内小屋の管理人さんに話しました。登山者にとってわかりにくいように思ったからです。数日して、「飯豊朝日連峰の登山... ...続きを見る

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2013/08/26 21:55
立ち止まって眺める
立ち止まって眺める  以前の僕はカメラも持っていなかったから、いいなと感じた風景に出会っても自分の記憶に留めるしかなかった。そんな昔のことだが、かなりしつこく眼の奥に残っている風景が幾つかある。  20年くらい前だろうか。山形は尾花沢市の山奥に銀山温泉がある。そこで一泊したあと、帰りの時間が来るまで、大きな窓の前で向こう側の山肌を本を片手に眺めていた。かなり風が強くて、山腹に並んだ木々が大きく揺れていた。  川や波のさざ波は単調な繰り返しだが、その時見た木々の揺らぎも波長のように押しては返していた。そんな山の揺... ...続きを見る

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2013/08/04 16:47
連休最終日
連休最終日  2月の連休の最終日、当然、登山に行く準備をしていた。私の場合には行く先は前日までに決めてしまう。そして家の奴に話しておくか書置きして、早朝に出かける。しかし、その日は予報は終日雪、確率は80%だった。2週前の山行で寒波の中、森の中で凍えて、お腹を壊してしまった。その記憶がトラウマになって、体調不良で仕事に穴を空けてしまうのではないかと思い悩む。  朝の5時に目が覚め、まだ、外は暗い。二度目も目覚めでは雪が舞っていた。上山の金山峠から県境稜線を歩く予定だったが、頭も重い。そんな気分で布団から出... ...続きを見る

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2013/08/04 16:39
非日常の中の日常
非日常の中の日常  山の奥深くへとまではいかなくとも、町の喧騒を離れて山道を歩くとほっとする。そこで携帯がなってしまうと、非日常の世界が一瞬にして萎んでしまう。それなら携帯のスイッチを切ってしまえばいいのだが、せっかくの休日でも、まったく仕事や家族などのしがらみから抜け出せる人は少ないだろう。  週末登山を5年くらい続けているが、拘束からまったく解放されるのは夏休みくらいだ。そんな社会人は多いだろうが、なんとか留守番を頼んで山に繰り出す。山の山頂でもたまに携帯が鳴って、留守居役から相談される。もう日常に戻され、... ...続きを見る

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2013/08/04 16:34
山の時間
山の時間  以前ヤフーブログで飯豊本山に初登頂した記録を書いたことがある。そこで敬愛するkoizumiさんからコメントをいただいた。そのなかでの「これからは物理的な指標から少し離れてみるのもいいですね。」との言葉を折りに触れて思い返す。若者が3時間で登れる頂きを私は倍の6時間かかったとする。それを1時間でも縮めようと急ぐのが物理的な指標なのだろう。それを離れるとはどれだけ山のなかで濃い時間がもてるかということだろうか。健脚者が6時間かかって2000mの山を歩いたのと同じ時間を私は1000mの山に費やす。そ... ...続きを見る

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2013/08/04 16:29
道迷いも楽し
道迷いも楽し  3月3日に山形と宮城の県境稜線にある蓬沢山に登ろうと思った。尾根の取りつきは金山峠である。そこまでは去年の4月に上山から沢沿いに歩いたことがあった。今回は沢の雪がまだ多く迷ってしまった。去年のGPSの軌跡は残っていたから、それを辿ればよかったが、そうしなかった。そのかわりコンパスと地形図で歩いた。それで迷ってしまった。沢の途中から戻ればよかったが赤布があったので予定を変更して通行止めの車道まで辿りついた。そこから車道を歩いて金山峠まで行っても良かったのだろうがそんな考えは浮かばなかった。地図を... ...続きを見る

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2013/08/04 16:25
トレースは誰のもの
トレースは誰のもの  まだまだ雪山シーズンは続きその雪を求めて山に入るが雪の上を歩くのは楽しくもあるが疲れるものだ。しかし、まっさらの白銀の雪原に自分で一筋のトレースを付け、それを振り返るのは楽しい。  そんな素敵なトレースにも落とし穴がある。トレースは僕にとって磁石のようなものでついついその後に引き込まれてしまう。真っ直ぐ行こうと計画していてもそのトレースが右に曲がれば、安易な方角に進路を変えてしまう。そうなったらもう線路の上を走る電車と同じになってしまう。  地図とコンパスで自分の進路を切り開こう。それが雪... ...続きを見る

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2013/08/04 16:23
夜景と暗闇(蜂飼耳)
 夜景と暗闇(蜂飼耳)  日経の裏面は他紙のようなテレビ欄ではなくてエッセイが載っている。経済には縁遠いがこのエッセイは面白い。特に日曜日の文芸家の絶品の文章が待ち遠しい。そんな日曜日に詩人の蜂飼耳の日記のような文章があって、一度、彼女の文章をまとめて読みたくなった。  「孔雀の羽の目が見ている」(白水社)の「夜景と暗闇」を今、読んだ。夜景スポットや毎年正月に家族写真を撮ることの息苦しさを書いてあった。標準という指示された構図は登山にも言えるだろう。  私はいろんなところで言っているし、昨日の「トレース」も同じ云い... ...続きを見る

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2013/08/04 16:21
コバルトブルーに輝く山
コバルトブルーに輝く山  早朝登山の折、東北芸術工科大学の裏山の悠創の丘を下ると人生の大先輩らしき方が登って来られた。僕は戸神山から悠創の丘の北隣の里山(地形図で339mのピーク)を登って帰る途中だった。その里山の名前を聞くと正式には名前はないが通称「寺山」なのだと教えて頂いた。麓に耕源寺があるから、そう呼ばれているようだった。僕は山頂近くの朝日連峰を望める山肌に黄金山大神の石碑があったので「黄金山」かと思っていたと話した。すると笑顔になって「そういえばあの山はコバルトブルーに輝くのだよ」と答えてくれた。紅葉の頃に夕日... ...続きを見る

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2013/08/04 15:58
春山は里山
春山は里山  里の秋という童謡はあるが、里山は春がいい。葉を落とした枝に柿の実がひとつ残っていて、それが初雪を浮かべる川面に垂れさがっているのも思い出深いが、まだ芽吹く前だがやっと寒風を耐え忍んで膨らみだした赤みを帯びた褐色の蕾も意地らしい。里山の尾根を少し登ると去年から枯れずに残った緑をカモシカが首を長くのばして口にしているのを偶然目にしたりする。さらに、登り続けて残雪が裸の木々の回りだけは消えてしまい茶色の輪を描いているが、そのもっと周りは落ち葉や細かい枝を上に頂いて雪がまだらに輝いている。その表面を潰... ...続きを見る

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2013/08/04 15:54
百名山としての磐梯山(平成25年7月12日)
百名山としての磐梯山(平成25年7月12日)  県外の山に登ろうと思うが、県内と違って、そう何度も行けない。山頂に立つだけならば最短コースが当然、楽であるが、それでは、百名山ハンターになりかねない。深田久弥の原点を参考にして、山の素晴らしさを実感できる、コースを選びたい。今回の磐梯山のコースは歩行時間が8時間30分とまずまずで、楽に日帰りで楽しめた。欲を言えば櫛ヶ峰にも登りたかったが、時計回りで火口原を歩いてからの足の疲労度と強風のために、断念した。それと、弘法清水から天狗岩台地のお花畑に寄れなかったのも残念だった。中ノ湯分岐に下る前に寄っ... ...続きを見る

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2013/07/16 19:20
山ガック部月山縦走と散策二班は中止
山ガック部月山縦走と散策二班は中止  前日に続いて山ガック部月山縦走と散策二班は7月15日に予定していた。前日は霧雨の中であったが無事計画通りに終了できた。天気予報は降水確率、前日が20%くらいだったが、15日は80%の予想。朝6時になっても、かなり激しい雨が降っていた。貸切バスをキャンセルする都合上、出発の遅くとも1時間前には中止するかの判断をしなくてはならなかった。前日の山道の状況では、弥陀ヶ原周辺は小川一歩手前の箇所もあった。この日も全くの未経験者がいる。迷わず中止と判断し、みんなに連絡した。それから2時間くらいすると、天候... ...続きを見る

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2013/07/16 18:43
騙し絵
騙し絵  人から聞いたり、本を読んだりして、憧れていた場所を訪れる。期待した風景には会えなかったが、その強い印象は記憶の奥底に眠っている。その印象にふとしたきっかけで再会できることがある。しかし、その印象はすぐに消え去ってしまう。では、どうしたら、その印象をまた見出すことができるのだろうか。   「そうした印象をいっそうよく味わう唯一の方法は、それらのあった場所、つまりは私自身のなかで、これをより完全に知ろうとつとめること、その印象の深いところまでも明らかにしようとすることだ。」(失われた時を求めて1... ...続きを見る

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2013/05/21 18:30
現在もなつかしい
現在もなつかしい  幸せを感じるひとつに過ぎ去った過去を思い出すことがある。思い出に浸るひと時は楽しいものだ。その思い出す過去がつらいものであっても、眼をそらしてばかりいた自分が、何かのきっかけから、その過去を振り返り、逆にその時の自分になんらかの価値を見いだせるようになるかもしれない。そのように僕は失われた時をなつかしく思うのである。  しかし、過去の記憶ばかりにとらわれていては今を生き抜くことができるのだろうか。そうずっと悩んでいた。幸福を感じるのが思い出だけなのだろうか。もっとも、僕は未来は気にしない。そ... ...続きを見る

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2013/05/14 17:45
雪山登山(山と渓谷社)
雪山登山(山と渓谷社)  この本は去年の12月5日が初版なので、まだ新刊といっていいだろう。なるほどと思ったところを拾い読みしてみたい。66ページの新雪を歩くから、積雪が少ない場合。基本的に無雪期の登山道(夏道)を忠実にたどる。夏道を外すと新雪で隠された灌木やヤブに乗って、踏みぬいてしまう。夏道の見つけ方は新雪の上がわずかにくぼんだ様子、樹林の間の切り開かれた状況、尾根上や斜面を上下して進む合理的なラインのとり方などから判断できる、とあった(一部改変)。  笹谷峠からハマグリ山を登った時は、まさにこの積雪が少ない場合... ...続きを見る

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2013/01/08 20:08
山に登りて山を見ず
山に登りて山を見ず  木を見て森を見ず、という諺は知っている人も多いだろうが、山に登りて山を見ず、と思うことがある。いつも目の前にしていると、もうそれだけでわかった気になってしまって山の姿が思い浮かばない。実際に登山しているし山頂にもたっているのに山からの自然の息吹が感じらえない。どうしてだろうか。登ることとその山を感じることとは違うのかもしれない。登山の効用は様々だし、もちろん健康にいいに決まっている。しかし、登山の最終の目標は山を見、知り、自己の中に再創造することのように思える。  何度も同じ山を登っても、そ... ...続きを見る

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2012/10/16 21:11
雑記 すべての山に登れ(平成24年9月10日)
 熊対策のために音楽を鳴らしながら歩いているが、柴倉山を目指しているとスピーカーからサウンド・ミュージックの「すべての山に登れ」の歌が流れた。 ...続きを見る

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2012/09/10 21:02
東又沢林道の修復を期待する(平成24年8月5日)
 敬愛するSONEさんのブログをみてから早く歩いてみたかった岩根沢からの月山だったが、平成23年の秋は登山口を間違え清川行人小屋までで断念してしまった。しかし、その日は月山は雪で大荒れだったようで遭難を免れて良かったのかもしれない。  東又沢林道は1年前から通行止めが続くが崩落個所は雨でさらに広がるようにおもった。登山口からは下刈りもされていて早朝の登山道をサカサ沢まで歩く。去年は倒木に頭を強打したが、実に整備された夏道となっていた。沢までは200mくらい下ることになるが、ここを登るのはきつく... ...続きを見る

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2012/08/12 04:42
飯豊本山までの半年の準備(平成24年7月16日)
 飯豊本山までの日帰り山行を成功させるにはどうしたらいいか。この半年、考え続け準備してきた。最大の難関は3月の左膝内側靭帯損傷のリハビリだった。3週間は安静にして、自宅で足の挙上運動を毎日した。3週後からは毎週、膝の装具をつけたままでの登山を休まなかった。最初は1000m程度の低山を登ったが、戻る頃には膝が痛みだした。  まず自信になったのは笹谷峠から糸岳までのピストンだった。飯豊本山まではコースタイム13時間かかるため、ペース配分が大事だ。帰路での登りの経験は役立った。7月に入ってからの二ッ... ...続きを見る

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2012/08/03 21:03
梶川尾根遭難(平成24年7月31日)
 飯豊連峰の梶川尾根で遭難事故のため、お一人の命が失われた。ご冥福をお祈りします。  飯豊にはついこの間、初登頂しただけにとても驚いた。県外のパーティで門内小屋を目指していたが、仲間の一人が体調不良のため下山途中にリーダーが滑落されてしまった。「飯豊朝日連峰の登山者情報」や山形新聞の記事を読むと、荷物を整理していてほかの仲間と離れ、ザックを登山道に放置して藪尾根を下って崖に出て転落したらしい。  私も先月の飯豊で水分を取ろうとしてザックにとめていたGPSを落してしまった。幸い藪まで落ちずに登... ...続きを見る

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2012/08/02 22:14
アナログの歩み 
 あの頃はまだGPSはなく地形図とコンパスだけの山行だった。まだ雪が残る蔵王で道を失い、藪こぎと沢沿いのトラバースで怖い思いをしてGPSを買った。振り返ると地形図片手に彷徨った時は自分の足で歩いた実感があるが進路をGPSで確認するようになると何か乗り物に乗ってしまったような居心地の悪さを感じてしまう。パソコンのない生活や仕事が考えられないようにGPSを捨てての山行に逆戻りができないのかもしれない。でも、ポケットに地形図を必ず忍ばせてアナログの歩みを取り戻したい。こうして過去の山行を書くと失いかけ... ...続きを見る

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2012/06/29 17:16
「海外登山の闇」について
「海外登山の闇」について 簡潔に今回の遭難事故の問題点を明らかにしている。 ...続きを見る

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2012/06/20 23:37
マッキンリー遭難
 隣県宮城県の同世代の4人が遭難された報道に何とも無念な気持ちとなった。リーダーの一人だけが自力で生還できた事は不幸中の幸いである。雪崩による事故は防ぎようのないものかも知れない。一人クレパスから脱出し、仲間を懸命に探した生存者の気持ちは如何ばかりだっただろうか。  最近では、気軽に海外遠征もツアーとして行けると聞く。地元の経験者が同行する場面をよくテレビなどで見るが、邦人だけのマッキンリー未経験者では不安だったのではなかろうか。最近、異常気象は世界中で起こっている。この山形でも5... ...続きを見る

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2012/06/18 18:06
14座登頂 竹内洋岳 「征服とは言わないでください」
 14座登頂 竹内洋岳は「登頂は征服ではなく頂上に立ったということだ。」という意味のことを述べている。14座は登山家の究極の目標だ。その登頂はオリンピックの金メダル以上の価値がある。しかし、征服とは言わないでくださいという竹内洋岳が私は好きだ。あらかじめ抱いていた観念(失われた時を求めて 第5巻101頁)に私がコメントしたように山は制覇するものではなく、頂上まで懸命に歩き戻ってくるものだ。征服という言葉にしていまうと観念化されてしまう。登頂したという感覚、印象が重要でそれは頂上に立ったという言葉... ...続きを見る

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2012/05/29 20:26
北アルプス遭難に思う ー近くの低山から登ろうー
 ゴールデンウィーク後半は山岳事故が相次いだ。私と同じ中年登山者が最悪の事故を起こしている。今回の事故では県外からの登山者が北アルプスで遭難しているが、その理由の一つは初心者が憧れだけで来てしまうことにある。その憧れを助長しているものに山岳雑誌があると思う。  これら雑誌を買う人の多くは初心者だろう。道具案内や登山技術など初心者むけの記事が多く、中級以上を対象にした記事は少ない。私の周りの登山入門者もまず道具から入る人が多い。それは悪いことではないがまずそれを使いこなすことが必... ...続きを見る

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2012/05/05 20:39
山の美学(平成24年4月21日)
 雨呼山の雨乞いの印象を振り払って北の稜線から登ってみたい。それに加えて若松寺の古参道からの尾根伝いは1000年以上の人の足跡が刻まれ、そこに私の歩みを重ねてしまいたい。山に登って展望がなくても、新緑や花や紅葉や銀嶺が見えなくても、その山に自分の足を踏み込めばその痕跡は永遠に残るだろう。展望はいつか形を変え泡沫のように消え去るが足跡は永久に刻まれて残る。峠だったり街道だったり県境だったり私の刻む山は私が登ることで過去の名前、過去の印象は書きかえられ蘇る、そんな山行を書けたらと思う。 ...続きを見る

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2012/04/24 05:32
GPSで登山口までご案内(平成24年4月15日)
 気にいった尾根が見つかってそこに夏道がなければどこから取りつこうかと近づくだろうが、近づけば近づく程尾根は見えなくなり迷ってしまう。そのために地図があるわけだが、GPSは自分の現在位置も教えてくれるからだまっていても案内してくれる。これは地上にいてGPSが方角を正しく教えてくれるからだが、森の中ではGPSのさす方角は定まらないことがある。その話は降り口に迷った山頂での顛末にて紹介したい。まずはGPSが教えてくれた山伏山直登コース登山口は地図には書かれていないさる駐車場奥にあった。 ...続きを見る

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2012/04/17 06:32
机上登山を現実に(平成24年4月15日)
 雪深い東北では思うように登山ができない。そんな週末は地図を広げて机上登山を楽しむ。パソコンがあれば移動距離や高低差も瞬時にわかる。2月の車中から山伏山の尾根が眼下にできたとブログにしたが、さっそくGarmin BaseCampにその尾根を見つけてルートを作成した。ほぼ尾根を辿れば迷うこともない机上プランだが、実際に歩けるだろうか。GPSの軌跡の記録から過去の自分の移動速度も簡単に計算でき、無理のないルートのように思える。麓から仰げば雪は谷間に残るだけだ。藪こぎの楽なこの芽吹き前の季節に、机上登... ...続きを見る

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2012/04/16 06:35
残雪の時期に初心者に何を履かせるか(平成24年3月31日)
 夏山にも登ったことのない初心者に残雪の山に何を履かせるべきだろうか。当然、低山ではあるが重装備が無難だろうか。それならばスノーシューだろうが実は登山靴さえ持っていなかった。まず雪に親しむことを目的として長靴とした。その代わりにストックは2本必ず用意することとした。2本あればゆっくり一歩ずつ進んでトラップで大きく沈むこともないだろうし、多少尻餅をついても滑落しないようなルートを選べばいいと考えた。長めの長靴で紐で縛れば雪が入らないだろう。これで登山靴、スノーシュー、スパッツ代を将来に持ち越して、... ...続きを見る

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2012/04/05 07:22
複数登山での事故(平成24年3月31日)
 私の膝の怪我は左膝内側側副靭帯第1度裂傷だが雪山下山の際に木の周りの柔らかめの雪のトラップ(落とし穴)に腰まで嵌まったことによる。何とも身動きも出来ず一分くらい、もがいて何とか脱出した。複数登山であったが自分だけワカンを履かずアイゼンだけだったことが原因だ。ワカンは登り始めでは使っていただけに悔やまれる。傾斜が急になってアイゼンに履き替えたのは正しい判断だと思うが、下りには一度ワカンに履き替えて足場の滑り具合を確認してアイゼンの必要を判断すればよかったのだろう。実際、下り始めにアイゼンがぬかっ... ...続きを見る

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2012/04/04 07:01
登山部立ち上げ(平成24年3月31日)
 初心者対象の登山部ならば梅雨明けをその初回例会の時期とするのが定石だろう。ただ、会を立ち上げるには勢いが大事でそれを逃すとおそらく失敗する。去年の秋にも登山部設立の気持ちがあって知人に相談したが単独登山と複数登山での事故発生のリスクが争点となり、それはそれで難しい問題であることは承知するが大上段に構えるとなかなかことは始まらないものだ。軽い乗りで実行するのが成功の秘訣で私の流儀でもある。膝が癒えないこの時期は逆にまたとない登山部立ち上げのチャンスとの閃きがあった。 ...続きを見る

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2012/04/03 07:11
顧問の悩み(平成24年3月31日)
 単独山行の気楽さにくらべてパーティを組んでの山行は楽しい半面悩みも多い。自分がリーダー役の場合はなおさらだ。予定した山頂に立つ前にコースの状況と時間を判断して撤退した時の辛さは忘れられない。自分がリーダーでなければ予定通りの山行ができたかもしれないと思うと仲間に申し訳なく思う。登山部を結成するにあたって顧問を引き受けたが山行を始め出してからの夢ではあったが責任を重く感じる。特に、山での怪我をしたばかりの私は無事故で山の楽しさを分かち合えるにはどうしたらいいかと悩みが尽きない。 ...続きを見る

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2012/04/02 06:42
一万日連続登山
 ご存知の方も多いかと思うが4月号の山と渓谷に特集があった東浦奈良男さんのことだ。坊主のような出で立ちだが三日坊主を正に逆に行く生き方である。登山を趣味や楽しみのためではなく、また冒険心を充足させるためでもなく、行(ぎょう)として続けた人だ。生きることの証明として、家族への愛のために一日一山を登ったのだろう。さて、私の場合はなぜ山の登るのだろうか。まだ、答えは出したくない。でも、怪我が癒えずともたぶん明日には再び登り出すだろう。 ...続きを見る

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2012/03/30 21:34
バルベックと飯豊連峰
 山に案内してくれるSさんから飯豊連峰の良さを聞かされて私のなかでは飯豊はプルーストのバルベックと同じくらいに憧れが膨らんでいる。プルーストといっても山好きのみなさんには聞きなれない名前かもしれないがフランスの小説家である。私の姉妹サイトのブログでそのプルーストの作である「失われた時を求めて」のエッセイを読まれた方もいらっしゃるかもしれない。主人公は喘息持ちで静養のためにバルベックへと旅立つのだが、以前から本を読んだりしてバルベックに強い印象を抱いている。そしてプルーストが言うにはパノラマや光景... ...続きを見る

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2012/03/26 20:57
角幡唯介とコーマック・マッカーシー
 一月に面白山を午前中に登り終えてSさんから冬用の登山靴を買った方がいいとアドバイスされ娘の住む泉のアウトレットのモンベルでついでに会員になった。すると時々カタログが郵送させるがそれとともにOUTWARDなる冊子が届けられる。一冊の本というコラムに冒険家、角幡唯介の読書案内らしき一文に出会って嬉しくなった。コーマック・マッカーシーは「すべての美しい馬」を最初に読んでその簡潔な文体の虜になり「越境」、「平原の町」と読み進んだ。文体は身につかなかったが明らかに現代のアメリカ文明に背をむける姿勢に憧れ... ...続きを見る

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2012/03/24 17:35
登山とGPS
 山と渓谷の最新号の山と冒険「ヤマケイ文庫フェスティバル」より 山野井泰史 角幡唯介の記事を読んだ。冒険という言葉にロマンを感じる中年は多いだろう。その記事のなかで山に持って行く物が紹介されていた。GPSは2人は持って行かない。携帯を持って行かないのは理解できるが、日常を忘れるという同じ理由からGPSも邪魔者となった。冒険には危険がつきまとうが危険のない冒険はあり得ない。既成のルートを辿る登山には私も魅力をあまり感じないが、自然に生身の体だけで対峙する自信はない。自分にとって未踏の途を自己責任で... ...続きを見る

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2012/02/29 17:19

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