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山のこととか、HITOIKI(ひといき)しませんか。
たで沼と私(平成28年12月4日)。写真集はこちらからどうぞ

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たで沼と私(平成28年12月4日)
たで沼と私(平成28年12月4日)  5月に西蔵王までソロキャンプした。その時に向かった道は芸工大の南脇の廃道を登って鉄塔に続く階段を脇にそれて獣道のような所に分け入って行くと林道に出た。それならば、あの鉄塔に続く階段を見過ごして廃道を登れば、未踏のルートが見出せるかもしれない。その思いを胸に、今日も重いザックを肩にして家を出た。中にはビールとウイスキーと日本酒、それに氷も詰め込んだ。もちろん、ウッドチップに炭もネイチャーストーブの脇にある。その廃道までに迷った。散歩コースとたかをくくっていたが、野球グランド阻まれた。車道に戻ると... ...続きを見る

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2016/12/04 18:07
11月のハマグリ山(平成28年11月26年)
11月のハマグリ山(平成28年11月26年)  11月のある日、レオ・ブローウェルのギター曲。冬を待つ山。紅葉は終わり、銀世界はまだ。山全体が褐色に包まれる11月。山登りにはある意味一番適していると思う。花や錦に心奪われることなく、雪で足元に気を使うこともない。ただ、ぼんやりと歩いていられる。その11月のある日、ハマグリ山に登った。急げば山形神室までは行けただろう。でも、せかせかした日常から逃れようとして山に向かっているのに、急いでは日々の延長になってしまう。今日は炭を持って来た。炭火で山頂焼肉を楽しみたい。それには2時間は欲しい。今は4時... ...続きを見る

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2016/11/26 22:00
悠創の丘の無名峰(P339)で初雪を迎える(平成28年11月23日)
悠創の丘の無名峰(P339)で初雪を迎える(平成28年11月23日)  重いザックを担いで自宅を出た。茅葺き屋根の瀧山寺の門前には国旗が垂れていた。勤労感謝の日、山形市内にも初雪の予報だ。雪が降れば今シーズン初めてのテントを張ろう。急ぐ山行ではない。まだ歩いたことのない西蔵王の細道があれば、そこを歩くのも楽しみだ。悠創の丘に着いて神尾古道を目指すが、遊歩道を外れて踏み跡があった。そこを下るとP339の無名峰の取り付きに出た。雨降りかとゴム長靴を履いてきたが、落ち葉が厚く覆う雑木林のなんの変哲もない斜面だが、登るにつれ傾斜を増し、ザックの重さにバランスを崩す。ゴム長... ...続きを見る

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2016/11/23 19:09
笹谷峠鉄塔コース(平成28年11月20日)
笹谷峠鉄塔コース(平成28年11月20日)  高校山岳部の顧問の先生にお会いして、山小屋にあるマキは利用していいのかと先日訪ねてみた。すると、それは利用者が秋のうちに運んでおくのだそうだ。笹谷峠の山工避難小屋にあるマキは車道が通行止めになる前に準備しておくようだった。それを知らず、冬季通行止めになってしまい、マキ300円分を担ぎ上げた。それほど重くなかったが、それでザックはいっぱいになりそうだった。それと、山友のトシヒコさんから鉄塔コースを聞かれたことがあったので、雪が降る前に登ってみた。まずは、関沢IC脇の駐車スペースまで車で移動。青空... ...続きを見る

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2016/11/20 16:25
天狗岩と水晶山(平成28年11月12日)
天狗岩と水晶山(平成28年11月12日)  秋も深まって来て登れる山も少なくなってきた。予報も雨模様で、晩秋の雨は雪より寒そうだ。雨宿りできるようなルートはないかと悩んでいると気分も塞いできてしまった。そのせいか、目が覚めたらもう日はすっかり登ってしまっていた。頭の片隅に娘と水晶山に登った時に宿題になっていた天狗岩が浮かんだ。天狗岩は藪漕ぎの末に猿軍団に遭遇した後に見つけて、そこが猿たちの寝ぐらになっているように思えて、ゆっくり訪ねてはモンキーにも会いたくなった。そう思うと塞いだ心も沸き立つようだった。  猪野沢登山口までの細い林道を... ...続きを見る

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2016/11/12 23:27
晩秋の西蔵王湖水巡り(平成28年11月5日)
晩秋の西蔵王湖水巡り(平成28年11月5日)  10月のネイチャーストーブを使っての山ごはんはウッドチップが湿っていて、小枝拾いとその補給に息つく間もなかった。それであらかじめウッドチップを自宅の温風ヒーターの前に置いて乾燥させ、おにぎりくらいの量を新聞紙に包んで、それを10個くらい作って持参した。これは大成功で飯ごうでちょうど20分で美味しいごはんが炊けた。それから、セブンイレブンの厚切りハムを焼く。最後はお茶請けとドリップコーヒー。準備と後片付けとパッキングで〆て2時間。これを長いとするか、短いとするか。ガスコンロならもっと短時間だろう... ...続きを見る

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2016/11/05 21:15
氷見から日の出の北アルプスを仰ぐ(平成28年10月30日)
氷見から日の出の北アルプスを仰ぐ(平成28年10月30日)  か細いお袋の声が携帯の向こうから聞こえる。決まって体のことだった。何百キロも離れていると、もう、かかりつけ医に任せるしかない。それに加齢黄斑変性症と白内障の手術も控えている。今年の墓参りは女房と二人、親父の墓前よりはお袋の健康が気がかりだった。実家に着いて術後のお袋の元気そうな顔に安心して、親父の写真に挨拶して、妹に姪の合格祝いをして、兄夫婦と墓参り。あの時のように寒かった。好物の稲荷うどんを四人で食べて、実家に戻った。こたつを囲んで昔話に花が咲いた。金沢に住んでいた頃の、妹がまだ生まれていな... ...続きを見る

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2016/11/02 20:12
仙人大滝でネイチャーストーブで飯ごうメシ(平成28年10月23日
仙人大滝でネイチャーストーブで飯ごうメシ(平成28年10月23日  千歳山ではネイチャーストーブで飯ごうメシを炊くことができなかった。今回はウッドチップと松ぽっくりを持参してきた。しかし、ウッドチップが湿気っていて、煙ばかりで飯ごうが温まらない。それで、仙人大滝の河原にあった、枯れ枝を細かく折ってはストーブにくべる。なんと忙しかったこと。小枝はすぐに燃え尽きるが、飯ごうのなかは、まだ水が残っていて、炊き上がるのにちょうど1時間もかかった。ガスもアルコールもなかった頃に、薪だけでご飯を炊いていた苦労が偲ばれて、いい経験になった。今度はウッドチップを乾燥させて、炊... ...続きを見る

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2016/10/23 16:12
かまどで秋の夕暮れ
かまどで秋の夕暮れ  トシヒコさんのお誘いでにゃんたさんのかまどで秋の夕暮れを火を見つめながら焼き鳥をご馳走になりました。当然、お酒も。それから、枝豆とか、にんにくとか、シシャモとか、焼肉とか、それから、松茸まで。秋の夜風と、かまどの輻射熱で程よい、酔い心地。時の経つのも忘れてしまいました。うーむ、忘れられない思い出となりました。 ...続きを見る

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2016/10/22 22:05
坊平から錦秋の蔵王を周回(平成28年10月15日)
坊平から錦秋の蔵王を周回(平成28年10月15日)  秋の日は短い。蔵王エコーラインを走って坊平のTOOコットン脇に車を停めた。日没まで6時間くらい。仙人橋へと下る坂で団体パーティーがもう下山してきた。中丸山経由で熊野岳。3時間くらいか。ピストンするのとお田神を下る周回とでも時間はだいたい同じ。月山下山の時のように、30分歩いてザックを降ろして、水分と行動食を補給して歩く計画。昼食を何処でとるか。気が焦ってきて、すこし早足になったかもしれない。最初の休憩で滝を見下ろす。谷は色づきだしていた。  次の休憩を終えるとすぐに中丸山の稜線に躍り出て仙人... ...続きを見る

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2016/10/15 20:58
うるしさんと雨の倉手山(平成28年10月8日)
うるしさんと雨の倉手山(平成28年10月8日)  うるしさんとは今年の冬に二人で面白山に登って以来の再会だった。どうも天気はよろしくない。計画の面白山高原駅から大東岳は権現様峠からの沢筋を詰めての登りが雨では危険なようだ。避難小屋のあるルートを探したが、足場がしっかりした山域が見つからない。それなら、温泉にすぐ入れるような所はないかということで、二人とも未踏であったが、倉手山と梅花皮荘に決めた。山形から移動に片道2時間、山行往復休憩入れて4時間、温泉に1時間、予備に1時間みても6時に出発して4時には戻れそうだ。  予定通り山形を6時に集... ...続きを見る

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2016/10/09 11:30
肘折から月山ピストン(平成28年9月29日ー10月1日)
肘折から月山ピストン(平成28年9月29日ー10月1日)  9月29日は8時30分に登山口を出発。雨降りで雨具を着ると汗が吹き出てきた。体の外と中から服を濡らすと、それだけ重くなる。それに、ザックカバーをしてもザックに雨が染みて、中身までは濡れないが荷が重くなった。小岳まで2回休んでパンを食べた。小岳では草紅葉が雨に濡れていて、それが僕のお気に入り。ソイジョイとソーセージを食べて、ザックの下がまくれないように紐でしばった。これはよかった。歩き出すと雨が上がってきた。   念仏ヶ原避難小屋には2時過ぎに着いた。日も照ってきて、濡れた服を玄関先に干して、... ...続きを見る

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2016/10/02 21:54
肘折から月山ピストンー念仏ヶ原避難小屋で二泊三日の旅ー(平成28年9月29日ー10月1日)
肘折から月山ピストンー念仏ヶ原避難小屋で二泊三日の旅ー(平成28年9月29日ー10月1日)  50歳から始めた登山だが、去年までは日帰り山行だった。担ぐ荷は軽いが歩く基本やペース配分は身についたように思う。宿泊登山を経験すると、登山は生活そのものでテッシュペーパー1枚無駄にできない。食べたり、眠ることにも神経を使う。「登るために食べるか、食べるために登るか。あるいは、登るために眠るか、眠るために登るか。」登山は衣食住そのものだ。3日間の休み、その全ての時間が手作りのようで、登山は歩くだけではないとの実感だ。それも、念仏ヶ原避難小屋の快適な設備の賜物だった。  天気予報を随分前から... ...続きを見る

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2016/10/01 22:41
月山の秋を撮ろう(平成28年9月25日)
月山の秋を撮ろう(平成28年9月25日)  FUJIFILM X-Pro2に XF18-135mmF3.5-5.6 RLM OIC WRを付けて月山の秋を撮ろう。はっきり言ってカメラはオート任せだ。オリンパスならば風に揺れる花もオートでいける。しかし、FUJIFILM X-Pro2にはオートはないようだ。それなら静止画なら僕でも取れるだろうとリフトに乗ってはみたものの、なぜかシャッターを押すと3枚同時で取れてしまう。それならと、リセットしてからファインダーを覗くとレンズの外観まで見えてしまう。雲が流れてシャッターシャンスかと思っていたの... ...続きを見る

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2016/09/25 22:22
鬼面山と野地温泉(平成28年9月19日)
鬼面山と野地温泉(平成28年9月19日)  集合写真のイレブンの顔はみんな微笑んでいる。イレブンとは鬼面山山頂に集った山ガグッ部の面々のことである。その11人の笑顔を見ると部長としての充実感に浸されるて余りある。「箕輪山から鬼面山を歩く」とのテーマで案内した今年の山カグッ部登山だったが、蓋を開ければ、野地温泉から鬼面山のピストンに終わってしまった。それは、雨の所為であるが、また、雨のお陰でなんとかやり遂げられた登山でもあったし、ベストガイドとのお褒めも頂くこともできた。  去年の10月に鬼面山から箕輪山に登り、その2山の鞍部に広がる紅... ...続きを見る

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2016/09/21 21:22
村山葉山でネイチャーストーブでラーメン3人前(平成28年9月11日)
村山葉山でネイチャーストーブでラーメン3人前(平成28年9月11日)  今月の登山部登山は総勢3名。紅葉にはまだ早いが、色づいた田園を一望できる村山葉山を目指す。あいにくの曇り空で展望は得られなかったが、ガスの立ち込めた山毛欅林は良かった。それと、山頂でのネイチャーストーブでのラーメンは格別だった。秋風に身体が冷え込みそうだったが、松ぽっくりと小枝の火でポカポカ。フィールドホッパーの上でネイチャーストーブを使用したので直火にもならないし、燃焼効率もよく、燃えかすも少なくて、水筒の残りの水でしっかり消火してから、ザックに詰めて持ち帰った。3人分の行動食の果実と即席拉... ...続きを見る

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2016/09/12 21:36
千歳山にて松ぼっくりストーブでごはんが炊けるか(平成28年9月10日)
千歳山にて松ぼっくりストーブでごはんが炊けるか(平成28年9月10日)  娘との今年2回目の登山は千歳山。予定では護摩山までだったが、歩くよりも食べることに気持ちがなびいて、千歳山山頂でのんびりと山ごはんとなった。平泉寺前に駐車して、車道を戻り、娘の希望で千歳公園に寄った。千歳山には見事な松が山道に並んでいるから、途中で松ぼっくりを拾ってストーブの火種にしようと思ったが、この千歳公園で袋いっぱいを収穫した。山道から外れないと松ぼっくりは見かけられないようだったから、それは正解だった。ザックはビールやらで水分は4L、それに食事道具で避難小屋泊並みの重さだった。松ぼっく... ...続きを見る

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2016/09/10 21:54
吾妻小富士と野地温泉(平成28年9月4日)
吾妻小富士と野地温泉(平成28年9月4日)  野地温泉から鬼面山までのコースが気にかかり、西蔵王のテントの中で目が覚めた。夜明け前、シュラフから抜け出して蝋燭ランタンに火を入れた。ドリップしてたっぷり500mlのモーニング珈琲の香りが眠気を追い出す。コンロにも火を入れてチャバッタを焼く。ビーフシチューとバターを漬けてテントの中で朝食を済ませると明るくなった。一仕事終えてから福島に向かう。途中、福島産の桃を買ってかぶりついた。高速を降りて土湯に向かうが、どうも空模様が思わしくない。それなら寄り道してしまえと、右折してスカイラインを走る。高度... ...続きを見る

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2016/09/06 21:36
西蔵王ソロキャンプ泊 ネイチャーストーブ で遊ぶ(平成28年9月3日ー4日)
西蔵王ソロキャンプ泊 ネイチャーストーブ で遊ぶ(平成28年9月3日ー4日)  五月の連休に西蔵王でテント泊した時に、隣のテントで炎が揺れていて、初めてのテント泊の心細さを慰めてくれたし、それから自分でも試してみたくもなった。しばらくたって、泉のモンベルでユニフレーム(UNIFLAME) ネイチャーストーブを見つけて、新たなコンロなどと一緒に買った。松ぼっくりや小枝で火を起こせるらしい。西蔵王のキャンプ場までは車で行った。携帯電話で即、行動もできそうだ。いざ、テントを張って牛タンと豚レバーを焼こうと松ぼっくりを探したが、松の木は見当たらない。キャンプファイアー跡の炭を... ...続きを見る

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2016/09/05 20:55
蔵王中央高原で夏を送る(平成28年8月27日)
蔵王中央高原で夏を送る(平成28年8月27日)  先週同様、週末は雨だった。遅く起きた土曜日、今日はどこまで登ろうか。近くでもまだ未踏の山やルートは沢山ある。随分前だが、蔵王ダムから熊野岳に登って瀧山手前の分岐からダムに戻ったことがあった。その時、三郎岳と五郎岳はスキップした。そこで、蔵王中央高原を散策してこの夏を送ることにした。ドッコ沼湖畔に駐車し、三五郎小屋前から登り始め、車道を横断して三郎岳と五郎岳とうつぼ沼の十字路で出た。まず、五郎岳に登る。ウメバチソウが咲いていた。それから三郎岳に登るが、どこが山頂かわからなかった。中央ゲレンデをす... ...続きを見る

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2016/08/27 23:22
夏雨と箕輪山(平成28年8月20日)
夏雨と箕輪山(平成28年8月20日)  思い返しても横向までの車中からの景色は遥かに遠い。雨はいつから振り出しのだろうか。登山口の対面の路肩のスペースに車を横付けした時には夏時雨がガラスを濡らしていた。後部座席を倒してスペースを広げて、荷台を広げて胡座をかいた。雨具上下と靴ときっちりと小さなスパッツを身につける。ここまでは濡れずに、車外に出てザックを背負うと雨具が水浸しとなる。ハイドレーションの先がザックのベルトに挟まっていただけだった。天からの雨は軽く全身を濡らす程度で、歩き出すとすぐに汗ばんで蒸し暑くなった。  残暑厳しい福島... ...続きを見る

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2016/08/21 15:29
念仏ヶ原再訪(平成28年8月12−13日)
念仏ヶ原再訪(平成28年8月12−13日)  縁あってMさんと念仏ヶ原に再訪した。桃源郷と言われるような念仏ヶ原、想いは深い。その地で一泊。夏草が揺れる夕暮れの念仏ヶ原を静かに散策できた。それは一泊しなければできなかったひと時。何よりも代えがたい夏の休暇のHITOIKIだったが。初めて訪れたのは去年の初秋だった。草紅葉を山裾に置いて、月山はその頂きをついに僕の前に現さなかった。その時は日帰りだったからこうしてその山容に向かえる時間は少なくて、だから僕の脳裏にしっかりとしまわれた。一年が過ぎて、恋人に会うようなときめきを胸に夕暮れを歩く。避... ...続きを見る

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2016/08/13 17:25
登山部磐梯山(平成28年8月7日)
登山部磐梯山(平成28年8月7日)  登山部で磐梯山に登った。山形市の千歳山くらいしか登ったことがない初心者もいたが、振り返ってみれば女性たちのなかでは彼女が一番の健脚だった。当初は前回下見した八方台からのピストンと思ったが、下界の猛暑に比べれば涼風が吹く木漏れ日の林道を歩くと、磐梯山の本当の姿を見せたくなって、銅沼から火口原を経由して噴火口上部を登り天狗岩を仰いで黄金清水で冷水をいただき、弘法清水小屋で冷たいお汁粉で元気をもらって山頂にたった。山頂での展望こそ得られなかったが、きっとみんなの生涯記憶に残る山旅となっただろう。 ...続きを見る

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2016/08/07 22:13
蔵王ラインから坊平(平成28年7月31日)
蔵王ラインから坊平(平成28年7月31日)  最近のことだが、山形在住の写真家の高山文夫氏から「蔵王花心」という写真集をご本人から直接頂く機会があった。僕の写真を見て、花の名前を書いて展示するようにと写真集を下さった。感激してその日はずっと幸せな気分だった。写真集には撮影の日にちと場所を添えた花の写真が300くらいもあって、蔵王に咲く花のガイドブックとしては最高のものだった。花といえば、月山や鳥海山と思っていたが、蔵王の花々に魅了された。灯台下暗し。もっと近くの高山の登ろう、そう誓いを新たにした。  今日は蔵王連峰の支尾根にある中丸山ま... ...続きを見る

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2016/07/31 22:44
八方台から磐梯山(平成28年7月16日)
八方台から磐梯山(平成28年7月16日)    山形からは遅い出発だが、やっと体が起き出した感じだった。4時過ぎには目を覚まし、玄関を出ると、もう明るくなっていた。今日か明日か、天気と相談しての登山計画だったが、登山口下調べを兼ねての磐梯山登山に行けそうだ。でも、一週間の疲れが癒えず、また寝床に戻ってしまった。そんなわけで12時すこし前に八方台から歩き出す。林道を歩くともう下山者と何組もすれ違った。ぬかるんだ道だが、初めての林の中の緩やかな坂道は心地良かった。すると、朽ち果てた小屋と共にガスの嫌な臭いが前方を塞いだ。Y字になっていて、... ...続きを見る

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2016/07/16 22:24
月山山頂にて蕎麦を味わう(平成28年7月10日)
月山山頂にて蕎麦を味わう(平成28年7月10日)  月例の仕事はいつもより数10分くらい早く終わった。それから姥沢に直行。今年はまだ月山山頂を踏んでいないが、何度も登った月山だ。花のこの季節はもう飽きるくらい登った。その反復のなかにも何か差異を残したい。草紅葉の季節に四ツ谷川コースを歩いてガスのなか、三途の川のようだね、との夫婦の声を漏れ聞いた。あのイメージは忘れられない。今日は下界は梅雨の中休みのような日照りだが、弓張平を過ぎれば、次第に曇って来て、姥沢からの月山は霧に隠れている。花の木道がガスに曇って、牛首まで天井を登るように続く。それから... ...続きを見る

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2016/07/10 21:59
大鳥池の一夜
大鳥池の一夜  自然の中や山の中で一夜を過ごすこと、それは、それだけでロマンを感じさせるから、どうしても憧れてしまう。この度、大鳥池のキャンプ場でテント泊を経験してみた。テント泊は人生3回目だった。1回目は学生時代に佐渡で。暑かった。それから、今年の西蔵王。車の音が余計だったが、早朝の野鳥の囀りは良かった。それから、今回の大鳥池。危惧していた不眠は、なんとかなった。でも、自然に抱かれて、またのない感動があったかといえば、嘘になる。一つには明日の山行を気にして大人しくしていたことが原因を思う。テントの脇でランプ... ...続きを見る

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2016/07/06 21:21
自主規制解除の馬の背を歩く(平成28年7月4日)
自主規制解除の馬の背を歩く(平成28年7月4日)  7月1日から自主規制が解除された馬の背を歩いた。宮城側の大黒天に車を停めると夏服を着た男女が階段を登って行った。僕は厚手のシャツに手袋をしてヘルメットを被った。車中では土砂降りから濃霧だったが、宮城側は青空こそないが、まずまずの天気だ。階段を登ってガレ場に出るとコマクサが露を貯めていた。刈田岳は濃霧で観光客は疎ら、参拝の女性に会った。いよいよ、馬の背を歩くが視界は悪い。避難路を示す立て看板がものものしい。分岐から熊野岳に登るとオノエランが群生していた。 ...続きを見る

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2016/07/04 19:18
大鳥池テント泊とヒメサユリの以東岳(平成28年7月1−2日)
大鳥池テント泊とヒメサユリの以東岳(平成28年7月1−2日)  以東岳に登る時は午前2時には起きていた。睡眠期間は数時間。還暦間近にとっては血圧が気になる。これからは無理せず山を楽しみたい。いつもと同じ時間に起きて、いつもと同じ朝食を取って、トイレも済まして(ここが大事)、登山口に向かう。10時前に泡滝ダムに着いた。厳冬期に西蔵王でテント休憩した時のザックの中身に2日分の食料を追加して、着替えに、虫対策のスプレーにネットに蚊取り線香2種、ビール、ウイスキーに日本酒と肩に染みる。ただ、以東岳は水は豊富なのでお茶を1Lだけ詰めた。13kgくらいか。  1... ...続きを見る

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2016/07/02 23:59
梅雨の石跳川(平成28年6月26日)
梅雨の石跳川(平成28年6月26日)    月山の県立自然博物園周辺の車道には縦列駐車をした車が繋がっていて、4月にお会いしたSさんも見かけた。Sさんはタケノコ採りの話をその時、聞かせてくれたので、その車の主の大半はタケノコめあてだろう。僕は石跳川コースを登って、装束場でキヌガサソウを探したかった。この雪解けの頃がいいらしい。しかし、西川町に入ると、雨模様となり、車の中で僕は、石跳川の上流の水量を気にした。弥陀が原や鳥原山に転進しようかとも迷ったが、もう9時を回りかけていたので、浮気はせずに行けるところまで行くことにした。車のなか... ...続きを見る

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2016/06/26 20:23
総集編 登山部雁戸山(平成28年5月21日)
総集編 登山部雁戸山(平成28年5月21日)  集合場所には20分の遅刻。そこから笹谷峠の茂吉の石碑まで。駐車場は一杯で路駐すると山形2年目さんから声がかかった。もう雁戸を往復したと。さすが若い。それから3人で曇り空の下、雁戸山に向かう。しばらくぶりで歩くと舗装された登りが、思いの他きつく、それでは予定の1時にも着けないと、遅刻を棚に上げる。きついのは落ち葉の絨毯から外れたためで、いつの間にか、原っぱに出た。折り返すのも癪に触るし、それならと藪を漕いで、迷うくらいを楽しめないないようではと嘯く。朽ちた道標を見つけ10時を大きく回ってしまった... ...続きを見る

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2016/06/23 21:11
総集編 反復の上山葉山(平成28年5月15日)
総集編 反復の上山葉山(平成28年5月15日)  今日の山は何処にしようかと、悩んだわけではないが、僕が登山を始めた翌年の春からの登山歴を写真集で辿ってみた。すると、今の季節からは離れるが、山形の葉山を連続して登ったことを思い出した。その最初が上山の葉山だった。その時は葉山山頂から南東に下った。当然、踏み跡も怪しくなり、最後は果樹園に出て、車道を長く歩いた。その炎天下の車道歩きが懐かしい。宮生小学校の脇の巨石が懐かしい。そんな、行き当たりばったりの、無駄ばかりの山行を反復したくなった。  三吉山に稚児百合が咲いているらしい。ブドウ沢で見つけ... ...続きを見る

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2016/06/22 18:55
総集編 芽吹きの面白山(平成28年4月24日)
総集編 芽吹きの面白山(平成28年4月24日)  車で天童高原から面白山高原駅に向かおうとしたが、積雪と倒木のために進入禁止となっていた。それで、天童高原から出発することにして、帰りに登り返すのを嫌って、時計回りの周回として面白山高原に向かう。駅には駐車中の車が1台あったが、山寺からの狭い道を通ってきたのだろうか。ここまで来るのに7時57分から8時35分までかかったから38分間で、コースタイムの30分に比べて27%の超過だ。なぜ、コースタイムにこだわるかといえば、今回の山行はフル装備のザックを担いでの飯豊テント泊の訓練も兼ねていてるからだ。そ... ...続きを見る

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2016/06/21 18:05
Nさんと蔵王トレッキング(平成28年6月18日)
Nさんと蔵王トレッキング(平成28年6月18日)  Nさんは登山歴40年で僕より5歳年上だった。蔵王ロープウェイで初対面だった。僕が山好きだと聞いて蔵王に誘って頂いたのだ。会って早々、蝉の声を教えられた。僕はロープウェイの出発時刻が気になっていたから、蝉のことは二の次になっていたかもしれない。なんとか、先週の火打岳で蝉が鳴いていたと答えたばかり。地図を示して今日のコースを教えてもらって、山頂駅を降りてからは花の名前を全て教えてもらった。40年の山歴で一度も遭難したことがなく、山頂手前でも危ないときは引き返すとおっしゃっていた。頭が下げる。地蔵岳... ...続きを見る

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2016/06/18 22:41
登山部火打岳(平成28年6月12日)
登山部火打岳(平成28年6月12日)  今回の登山部登山は最上の火打岳。僕を入れて3名。一人は初対面とあって、安全で最も所要時間の短い、火打新道をピストンした。山形市内に7時間30分に集合し、僕の車で新庄市の土内に移動。9時20分に赤い吊り橋を渡って出発。井戸のある小屋を左に見て草原を少し歩くと吐出沢歩道の標識があり、その左手、沢を渡ると登山口があった。数10mで尾根筋が不明瞭な急坂に取り付く。途中からロープがあるが、それまでは足下に段差のない坂で、ストックがない僕は滑りそうになった。約50分でその急坂を登り終えた。それからは30分... ...続きを見る

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2016/06/13 19:30
ワタスゲの花
ワタスゲの花  こんばんは、HITOIKIです。  弥兵衛平での楽しみはワタスゲを見ることだった。そのワタスゲに最初に会ったのは蔵王のいろは沼。その時の写真がこれだ。 ...続きを見る

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2016/06/10 23:33
明月荘の水場(金明水)
明月荘の水場(金明水)  こんばんは、HITOIKIです。  突然ですが、ブログは役立つ情報源でしょうか。その答えは多分、Noだと思います。なぜなら、書き手の本性が知れないからです。ですから、僕が書いている記事もお慰めだけにあると思ってほしいです。それでも書くのは私小説を書いたくなる自分がいるからだと思います。  目的の一つだった明月荘の水場(金明水)の下見は失敗に終わった。時間切れだったからだが、理由はもう一つある。まず、この写真を見ていただきたい。 ...続きを見る

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2016/06/07 20:08
弥兵衛平湿原
弥兵衛平湿原  こんばんは、HITOIKIです。  五月のテント泊で腰を痛めて、立っていると左足が痛くなったが、思い切って重いザックでトレッキングをしたら、きょうは足の痛みもなく、体も軽く、腰痛からおさらばできたかもしれない。素直に嬉しい。山に登ると心だけでなく身体もリフレッシュできる。  1ヶ月のメンテナンス期間を終えて、6月4日が天元台ロープウェイの開業日だった。300人も集まったという。5日も9時過ぎには駐車場は8割くらいの入りだった。しかし、弥兵衛平には6人くらいのパーティが食事休憩をしているだけ... ...続きを見る

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2016/06/06 20:09
チングルマの弥兵衛平(平成28年6月5日)
チングルマの弥兵衛平(平成28年6月5日)  自宅から2時間半で標高1800mに到着。ここは、吾妻連峰の北展望台。リフト乗り場まで1時間30分だった。登山届けを書いて待つこと10分。9時20分にロープウェイ出発。同乗の方からワタスゲの開花状況を伺った。6月とのことだったので期待できそう。3台のリフトを降りたのが10時5分。帰りもリフトを使うことにして最終が16時だった。13時を折り返し予定として、人形石、藤十郎、弥兵衛平、明月荘、弥兵衛平湿原をピストンの予定。できれば明月荘の水場(金明水)も確認したい。歩き始めると、昼食時間がとれそうにな... ...続きを見る

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2016/06/05 20:49
主計町
主計町  北陸新幹線は始めてだった。毎年の墓参には自家用車を利用した。金沢駅に下り立った時はもうすっかり日は暮れて、故郷の訛りに耳を傾けようかと駅ビルを歩いたが、遅くまで開いているパン屋には背の高い白人がいるばかりで、北陸の小京都も大都市の仲間入りをしたか、と複雑な心境になった。  予約したホテルは後にして、2泊の荷をザックに詰めた二人は遅い夕食を取ろうと駅前を歩いた。金沢らしい食事をと探したが、どこにでもあるような店ばかりで、去年の墓参りに兄からご馳走になったいなりうどんを食べることにした。しかし、... ...続きを見る

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2016/06/01 22:16
「ジョルジョ・モランディ −終わりなき変奏−」展
「ジョルジョ・モランディ −終わりなき変奏−」展  こんばんは、HITOIKIです。  「私は、より多くの時間をかけることで、自分自身を繰り返す危険を避けてきたと思います。そうして、絵の1点1点が、ごくわずかなテーマの変奏となるよう、構想してきたのです。(1958年モランディの言葉)」 ...続きを見る

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2016/05/30 19:59
総集編 瀧山の雪渓を下る(平成28年4月2日)
総集編 瀧山の雪渓を下る(平成28年4月2日)  暮に無くしたカメラを探して、メモリだけでもなんとかしたいと目論んで、瀧山を乳母神から登る。山頂は春の日差しを浴びて賑やかだった。僕は軽く挨拶をして前滝コースとの分岐へと下ろうとするとすぐにサプライズ。そこからは予定を変更して、山頂に戻って二人で昼食の後、雪渓を前滝まで下った。今まで雪山は尾根を歩くことに終始していたが、雪渓を下れば、間近に大岩や氷瀑を目の当たりして、煮詰まりかけた登山経験に新風が吹き込んだ。もう雪渓で遊べるのは今シーズンは終わりのようだが、一気に展望が広がった雪渓は僕の山への意... ...続きを見る

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2016/05/28 17:37
山ごはん
山ごはん  こんばんは、HITOIKIです。  奇跡展望を十分に楽しむには山ごはんの準備が気になりすぎて、シートを広げ始めた。畳2畳分に真ん中のジェットボイルを囲んで靴を脱いだ。まずは湯を沸かしてカップ食に注いで、また水をたしてから、沸騰するとパスタを入れた。小さい鍋用のスパゲティを1掴みざっくり。箸でかき回して、沸騰したら差し水をして、麺がしなって、湯に頭まで浸かったら、日をとめて蓋をして5分くらい待つ。それから、火をつけて、味見をしてみた。少し固かったので火を消して、蓋をして30秒くらい待った。カッ... ...続きを見る

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2016/05/25 21:16
奇跡のように視界が広がった
奇跡のように視界が広がった こんばんは、HITOIKIです。  耳はいちばんあぶないところだ。(古井由吉「忿翁」28頁)  怖い話しだった。コケシの頭でテーブルの端を叩く音が果てしもなく反復する。耳はそばだてたり、閉ざしたりと、自分の感情で大きく変わる。だから、狂いも生まれるのだろう。 ...続きを見る

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2016/05/24 23:34
ガスがおりてきて
ガスがおりてきて  こんばんは、HITOIKIです。  古井由吉「忿翁」から  反復の疲れに俄かおそわれ、これを今日は飛ばしてしまいたいと誘われる。・・・  もしもそれぞれ個々の怨恨のあらわれた姿なら、反復になりはしない、・・・  宙に迷う現在だけが、永劫の反復となってそこにある。 ...続きを見る

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2016/05/23 22:10
雨は濾過されて
雨は濾過されて  こんにちは、HITOIKIです。  習慣が身につくや、行動の諸要素が、色々な状況にあっても等しくなる・・・だから、習慣は、けっして真の反復を形成することはない(差異と反復 24頁)。  反復とは繰り返すことだから、習慣と同じことかもしれない、ならば、繰り返しは習慣化し倦怠感を招くだろう。しかし、ジル・ドゥルーズは習慣はどんな状況でも画一的な行動を繰り返すことだという。なるほど、習慣化とはそんな行動パターンのように思える。それならば、状況判断はないわけで、退屈してしまう。反復はその状況に応じ... ...続きを見る

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2016/05/22 13:08
登山部雁戸山(平成28年5月21日)
登山部雁戸山(平成28年5月21日) こんばんは、HITOIKIです。  集合場所には20分の遅刻。そこから笹谷峠の茂吉の石碑まで。駐車場は一杯で路駐すると山形2年目さんから声がかかった。もう雁戸を往復したと。さすが若い。それから3人で曇り空の下、雁戸山に向かう。しばらくぶりで歩くと舗装された登りが、思いの他きつく、それでは予定の1時にも着けないと、遅刻を棚に上げる。きついのは落ち葉の絨毯から外れたためで、いつの間にか、原っぱに出た。折り返すのも癪に触るし、それならと藪を漕いで、迷うくらいを楽しめないないようではと嘯く。朽ちた道標... ...続きを見る

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2016/05/21 22:18
稚児百合
稚児百合  こんばんは、HITOIKIです。  標高は500mにも満たないが四方を新緑に満たされて歩き始めて2時間になろうとしたところで腰を下ろす。林檎を二つにナイフで割って食べ始めた。楓が木漏れ日を映して掌を薄緑に染めて見えた。食べ終わり腰を上げザックを担ごうとかがみ込むと稚児百合を見つけた。それからというもの葉山の山頂までいつもよりその俯き加減な顔を起こしては初夏を待っているようだった。  葉山山頂は静かで蔵王の葉の山であると知った。東側にも踏み跡はしっかりあってまた紛れ込みたくなったが、三吉山へ... ...続きを見る

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2016/05/20 17:16
木漏れ日と薫風の小道
木漏れ日と薫風の小道  滝口 悠生「死んでいない者」  通夜の数時間を描く。温泉での情景が終わってから、文体が変わった感じで、一気に面白くなった。親戚がどうしてこんなにも多くしなければならなかったのか、それは引きこもりの美之が親戚の中に現れ、会話するようになったが、その親戚はすべて未成年でそれだけの未成年者を親戚に持つには大家族でなければならなかったからか。まあこじ付けだが。それと他のブログにも書かれていたが、最後の鐘を鳴らしたのは寛だと思えた。それは120頁の12行に「今となっては、うれしそうだったようにも思えた... ...続きを見る

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2016/05/19 21:03
通電ネット
通電ネット こんばんは、HITOIKIです。  吉本隆明の183講演 - ほぼ日刊イトイ新聞  中原中也・立原道造−自然と恋愛  キルケゴールが哲学としていえば、「追憶」っていうのは、過去に対してじゃなくて、未来に対して、「追憶」っていう感情を持たなきゃダメだっていう、持つのがほんとなんだ。それから、過去に対して、未知、未見っていうことが、過去に対して向かう感情じゃなきゃいけないんだっていうのが、キルケゴールの言いたい、哲学の根本問題なんですけど、・・・  過去を未知を感じるのはわかるような気がする... ...続きを見る

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2016/05/18 18:25

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