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zoom RSS 登山部鳥海山登山(平成27年7月26日)

<<   作成日時 : 2015/07/27 20:44   >>

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 前回の弥陀ヶ原からの月山登山同様、鳥海山は霧に包まれていた。異次元の世界で私は感動の連続であったが、登山部のみんなは強風でまたしても花を楽しむゆとりはなかったかもしれない。
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 登山前日にスポーツ店で8mm25mのロープを買った。1mで40gとのことでちょうど1kgだった。団体登山の責任者として万一のためにと「もときちさん」の助言で用意した。鉾立の駐車場でみんなに披露したら、頼もしいと言われた。昨日、もやい結びを練習しただけだったが。それから、登山口から鳥海山山頂までの地図を国土地理院のホームージからダウンロードしたのを一枚ずつ配った。現在位置はこれで確認するように。できるかな。それから、10時間の長丁場になる夏山。水分は予備を含め2.5リットルを持たせた。私は4.5リットル。それにカメラ。ジェットボトルは暑くなると予想して準備せず。逆に水分のほとんどは氷らせた。さて、今日の天気は。酒田からの車中からは鳥海山の頭は厚い雲が架かっていた。実際は雨は降らなかったが雨具を着るほどの強風で、水分は1リットルしか消費しないような暖かいものが恋しい登山となった。ザックの中身はほとんど減らず、最後まで肩に食い込んだ。歩き出すと、雲はドームのような形に並んで、山肌を駆けて行った。

 登山前日にスポーツ店で8mm25mのロープを買った。1mで40gとのことでちょうど1kgだった。団体登山の責任者として万一のためにと「もときちさん」の助言で用意した。鉾立の駐車場でみんなに披露したら、頼もしいと言われた。昨日、もやい結びを練習しただけだったが。それから、登山口から鳥海山山頂までの地図を国土地理院のホームージからダウンロードしたのを一枚ずつ配った。現在位置はこれで確認するように。できるかな。それから、10時間の長丁場になる夏山。水分は予備を含め2.5リットルを持たせた。私は4.5リットル。それにカメラ。ジェットボトルは暑くなると予想して準備せず。逆に水分のほとんどは氷らせた。さて、今日の天気は。酒田からの車中からは鳥海山の頭は厚い雲が架かっていた。実際は雨は降らなかったが雨具を着るほどの強風で、水分は1リットルしか消費しないような暖かいものが恋しい登山となった。ザックの中身はほとんど減らず、最後まで肩に食い込んだ。歩き出すと、雲はドームのような形に並んで、山肌を駆けて行った。

鳥海山で見えたもの
〜飛島〜
  鉾立から歩くとすぐに酒田港が見えた。その街の上には雲が届いていない。それから、少しアスファルトの階段を登ると左手に深青の一筋が見えた。しばらく立ち止まってその筋雲のような模様を見守ったが、動くこともなく、その筋の裾がわずかに白く見えた。それは雲などではなくて、飛島だった。波を受けた島の端はここからもしぶきが白く見えた。
 11時間の山道を歩き終えて、周りの下山者の足取りは、もう下界の平地を待ちかねて立ち止まることもない。僕は低くなった太陽が雲を通り抜けて海面に薄黄色の風呂敷を広げた向こうに、飛島が朝よりくっきりと佇むでいるのをしばらく見ていた。

〜賽の河原〜
 これから山頂を目指して歩き始めた頃の賽の河原は緑の布団が綺麗に敷かれた池塘のある湿原で、振り向くとまだ酒田の街も見えた。そこにはチングルマやイワイチョウやイワカガミが咲いていて、楽園のようだった。だから、賽の河原はもっとこの世に近かった。そこにはまだまだ青春の山ガールが3人、お揃いのチャックのシャツを着て、花を愛でていた。
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 帰る頃の賽の河原は石を積んでは崩される三途の河だった。鳥海山登頂を終えた僕たちは満たされすぎて、もうこの世に思い残すこともなくなってしまったのか。残雪から立ち上る煙の中で黄泉の国にしばし佇む。
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〜御田ヶ原〜
 御浜小屋で休むと身体はだんだん冷えてきて、飛ばして歩いた結果の汗が氷のよう。それで今度はすこし速足。ハクサンシャジンは鈴なりになって咲き誇る。それにクルマユリも周りの霧に負けないように朱を振りまいていた。鳥海湖を吹き上げる風に負けないように僕たちも足を鳴らそう。
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御田ヶ原からの帰路、また、登りが待っている。後ろから若者が二人、僕たちを追い越して行く。ピークでは二人は立ち止まる。御浜小屋を目指してのなだらかな下り。僕はしばし立ち止まる。道を失った。その弱い気持ちが感染したのか、小屋までの顔はもう向こう側の国に行ってしまっているようだった。鳥海湖から吹き上げる風に吹き上げられて重い雲も山吹色のニッコーキスゲの雄大な群落には勝てなかった。
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〜千蛇谷雪渓〜
 雪渓は行きも帰りもただ白黒の蛇の鱗が見えるだけ。その岩の尖りが低く立ち込めた霧を突き抜けて行くてを阻むようだ。夏を迎えた千蛇谷なら、アーチとなった雪も崩れるのが定め。脇を叩いて抜足差足。そえからは御室目指してまっしぐら。雲の中を登ると、明るくなったと思うと、一瞬、山頂が緑の山肌の向こうに見えた。その背景には真っ青な空。僕はカメラも忘れて立ちすくんだ。それからは、来年のこの一瞬を胸に再来を期す。
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 帰りの千蛇谷雪渓では行く人帰る人、様々な出会いがあった。岩の背を垂れて佇む男。これから高みと目指す人。それから、どこからともなく雪渓の霧の上端から登場した四人組。一人はテーシャツ1枚の出で立ち。猛者の歩く千蛇谷雪渓、大文字草が笑っていた。
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〜御室〜
 一瞬見えた頂も、疲れた身体には遠く霞んでしまった。下山者に何度も立ち止まって頂いた。そのなかで、僕の足元をみてアゾロですねとのお声。モンベルの若者だろうか。そのリーダーに力を貰って、イワブクロを見つけた。御室で青空を待とう。
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 山頂を下ると、ザックの山。こんな岩の間に置きっ放しにては、見つけるのも難儀だろう。僕たちは死んでもザックは離さないぞ。御室に戻って昼ごはん。こんなに寒かったら水の代わりに火器を担いでくるのだった。無い物ねだりの心根で冷たい紅茶をどうぞ。こんなリーダーこれで最後。鳥海の岩陵よ、さようなら。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。

鳥海山やっぱりイイですね♪
去年はスキーだったので、そろそろ花の名前が怪しくなってきました(笑)。イワブクロなんてこっちにはないからギリギリです。でもこれでまた3年ぐらい覚えていられそう(爆)。
まこ☆にい
2015/07/27 23:01
まこ☆にいさん、こんばんは。
イワブクロは御室の近くで咲いていました。みんな、足が上がらなくなって、限界だったですが、僕は花に囲まれ快適でした。チョカイフスマは見逃して残念。今度は一人でゆっくりと登りたいです。
HITOIKI
2015/07/27 23:12

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