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zoom RSS 大沼湖畔と紅葉の東黒森山(平成27年10月12日)

<<   作成日時 : 2015/10/12 20:23   >>

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 県民の森に着くとザックを開いて計量目盛りの付いたコップの蓋をあけて中に入れておいた150mlの無洗米のつや姫がちょうど浸るくらいに水を入れた。これで山頂ですぐに美味しいごはんが炊けるだろう。車道を渡って釣り人を眺めながら大沼湖畔の鳥居を超えて階段を登ると神社があった。地形図では湖面に突き出ているようだが、東側は干上がっていて降りてみた。波打ち際まで近寄って対岸に進もうとしたが、靴が沈み込んで引き上げた。また、鳥居まで戻ってサイクリングロードを歩いた。樹間からの干沼が熟柿色に塗られていて、其処に近寄ると白骨化したザリガニが仰向けに寝ていた。
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 波の音の向こうには鴨が3羽揺れている。時折、湖面が音を立てて魚影が見えそうだ。このまま腰を下ろして日暮れまで銀色に煌めく水面(みなも)を眺めていようかと、其処へ林道のご夫婦から声をかけられた。頭を下げて答え、僕も東黒森山に向かった。
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 家族広場には何台か車があった。家族連れの声が響く。よく整備された綺麗な広場だった。東登山口から山頂までは800m。色づき始めた林の中は薄暗くて、ついさっきまでの子供の声が懐かしい。ペットボトルを手にすることもなく山頂に着いた。展望台は廃墟となって、湖水が見えないかとウロウロしたが足元が危なくなった。山頂広場に戻って、100均で買ったアルミシートの上にブルーシートを広げた。それでも風は冷たくてダウンジャケットに耳付き帽子を被った。蓋つきカップを開けて、中の濡れた米を飯ごうに入れてから、同量の水を加えてから、カップに残った米をもう一度少量(20mlくらいか)の水でゆすぎながら飯ごうに足した。水加減は柔らかめにちょうどいいだろう。火にかけると飯ごうの蓋が持ち上がってきて、そのうちに湯気が出だしたかとおもう間、吹きこぼれが飯ごうを伝って落ちた。弱火にしてから僕は湯気の匂いに注意して、おごげの香りがしたところで、30秒強火にしてから火を止めた。飯ごうを下ろして、ジェットボイルで湯を200mlくらい沸かして、お椀の中のチゲスープのフリーズドライに注ぎ入れてお椀の蓋をした。それから、冷蔵庫にあったウインナーを5個もらったのを、たっぷりオリーブ油を引いたフライパンにのせて塩をかけてから炒めた。飯ごうの蓋をあけるとごはんは立っていた。完璧な出来上がり。
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食後はトマト2個に珈琲と紅茶を1杯ずつ。それから道具を紙で綺麗に拭いてザックに仕舞ってそのザックを枕にして横になった。古井由吉を少し読んで今度は風除けにツェルトを広げてみようなどと取り留めのない思いも枕にして、深まる秋に浸かった。西登山口に降りてまた大沼湖畔に目を向けると沈みそうな日を映した湖面に竿を投げた男のシルエットが眩しかった。
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
あれ〜〜〜!
山頂展望台が・・・・・
今年行った時はまだ大丈夫だったんだけどな〜
ナントも無残な姿になってしまっていますね・・・・
ショックだな・・・・
でも、ご飯美味しそうですね〜
トシヒコ
2015/10/16 19:38
トシヒコさん、こんばんは。山頂展望台、早く立て直してほしいです。あれがないと、麓の沼も見えないし、ほんと、お弁当食べるだけになります。
HITOIKI
2015/10/16 23:32

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