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zoom RSS 鬼越と片栗(平成28年3月27日)

<<   作成日時 : 2016/03/27 21:35   >>

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 新聞記事には片栗の写真があって、それなら、戸神山の北尾根に行けばもうすぐ見れるですよ、と呟いた、その言葉の向こう側の笑顔に会いたくて、鬼越に向かった。鬼越なんてどんな所なんだと、地形図を広げては描いてはみたけれど、其処を越えた古人の踏み跡は偲ばれる筈もなく、こんな沢の留まりの崖を越えて、岩波を歩いたのだろうか、そう訝ってみながら、南からとまた北からと登ってみた。戸神山はラクダが眠ったような稜線を見せて、その背骨の瘤の下った所に片栗は咲き始めていた。一番日当たりのいい場所なのだろうか、周りを見渡しても、あの濃い緑の葉しか見えなかった。この一輪の片栗の薄紅の花びらは新聞には縁もないけれど、春を待つ瞳に届いてくれるだろう。
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  平清水から行基が開いたとされる石行寺のある岩波の境には鬼越を呼ばれる、戸神山と鷹取山(大林山)の鞍部があり、平清水に居た鬼(蝦夷)が慈覚大師に追われて逃げていったという伝説がある(清野春樹著 瀧山と恥川の秘密より)。またTOMさんのブログ「Rondino」の「岩波鷹取山・戸神山」に鬼越峠にはペット供養塔があり、「北へ下る目立たぬ小径は古い参詣道で、今も草は良く刈ってある。」とあった。また、「往時の巡礼では更に戸神山の尾根を跨いで平清水に抜けたらしい。平清水側には追分石も残るが、乗り越えた道筋は判然とせず...」とあった。今回、僕が歩いたのはその判然としない道のようだ。鬼が平清水から岩波に逃げた道、謎はまだ解けない。
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鬼越と片栗(平成28年3月27日) HITOIKI Blog/BIGLOBEウェブリブログ
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