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zoom RSS 蜘蛛の巣

<<   作成日時 : 2016/03/16 19:09   >>

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 今まで見えたはずの山脈を思い出そうとしてもその山容は浮かばず、僕の網膜には痕跡すら残っていない。ドゥルーズは「プルーストを語る(ドゥルーズ・コレクションU 223頁)」の中で「失われな時を求めて」の語り手は蜘蛛の巣になぞらえた文学世界を描きながら、その巣にとられられた獲物(事物)の振動(記号)によってその獲物に反応することが出来る蜘蛛のようなものだと話している。僕にとって蜘蛛の巣を張るとはどんなことだろうか。目の前にいる蠅の存在も巣がなければ知り得ない蜘蛛に変身してしまったとすれば、あの山に反応するにはどうすればいいのだろうか。それは山ばかりの事ではない。どんな所にいても、ほんの僅かな揺れでも感じ取れる巣とは。自分を開くことだろうか。
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長井葉山から大朝日岳を望む(平成22年4月 4日)

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プルーストの「失われた時を求めて」を読むと、知らない所に行くと、いろいろな物が目に飛び込んできて、ドキドキして落ちつかない。しかし、それもしばらくすると、なじんで来て、なんにも感じなくなる。それが習慣の長所でもあり、また短所でもある、といったことが書いてあったように記憶する。僕の人生を振り返ると音楽に対する好みが10年くらい周期で変わってきた。20代はジャズ、30代は洋楽、40代はクラシックをかなり聞いて、ジャズは耳になじまなかった。50代はしいて言えばドビッシーくらいか。週末登山なども... ...続きを見る
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2016/03/25 22:15

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