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みんなの「雑記」ブログ

タイトル 日 時
土門拳記念館と山居倉庫(平成29年8月13日)
土門拳記念館と山居倉庫(平成29年8月13日) 「土門拳と18人の写真家が捉えた昭和のこども」を見に土門拳記念館に初めて訪れた。僕が生まれた昭和30年前半までは日本の子供達はアジア系そのもので、みんな全身が触れ合って遊んでいる姿が印象的だった。僕の少年時代も公園なんかはまだあまりなくて、空き地で遊んだ。それが思い出された。池に面した大きなガラス窓の下で暫し椅子に座って水面が流れるのをぼうっと眺めていると、船に乗っているような錯覚に襲われた。それから、蓮を見てから池を振り返ると白鷺が記念館を背に飛び立った。 ...続きを見る

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2017/08/13 18:17
絶望して往生に希望を託す
絶望して往生に希望を託す  部屋を暗くしてろうそくランタンと反射式ストーブの光の中、バッハを聴く。そうして夢想に誘われる。人は絶望して往生に希望を託すことはあるだろう。西方極楽浄土に憧れて、この世をはかなむ。その極楽はあるかどうかは、死んでみなければ確かめられない。その確かさは言ってみればその人だけにしかわからないものだろう。その人にとっては絶対とすること、それは極楽浄土だけではないのではないか。この世の中でも同様にその人にしか理解できないことはあるだろう。たとえば芸術。まったく世間からは見向きもされないが、生涯描き続け... ...続きを見る

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2017/01/25 23:14
今日のつぶやき
今日のつぶやき  ブログの読者のことは、ブロガーならば誰しも気になるだろう。HITOIKI Blogの読者は山好きだと思う。それで、山行以外のことを記事にすることに躊躇してしまう。以前は気にせず、自分の思いのままを記事にしていたが、それができないのは欲がでてきたせいか。そんなこともないと思うのだが、齢をとると、自分に自信がなくなる。そんな訳でサイドバーに「今日のつぶやき」を書いてしばらくになる。そのうちアーカイブを内容別に記事にしようと思うが、それまでコメントはここにいただければ嬉しい。山好きは物思う葦。 ... ...続きを見る

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2016/12/27 23:11
氷見から日の出の北アルプスを仰ぐ(平成28年10月30日)
氷見から日の出の北アルプスを仰ぐ(平成28年10月30日)  か細いお袋の声が携帯の向こうから聞こえる。決まって体のことだった。何百キロも離れていると、もう、かかりつけ医に任せるしかない。それに加齢黄斑変性症と白内障の手術も控えている。今年の墓参りは女房と二人、親父の墓前よりはお袋の健康が気がかりだった。実家に着いて術後のお袋の元気そうな顔に安心して、親父の写真に挨拶して、妹に姪の合格祝いをして、兄夫婦と墓参り。あの時のように寒かった。好物の稲荷うどんを四人で食べて、実家に戻った。こたつを囲んで昔話に花が咲いた。金沢に住んでいた頃の、妹がまだ生まれていな... ...続きを見る

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2016/11/02 20:12
かまどで秋の夕暮れ
かまどで秋の夕暮れ  トシヒコさんのお誘いでにゃんたさんのかまどで秋の夕暮れを火を見つめながら焼き鳥をご馳走になりました。当然、お酒も。それから、枝豆とか、にんにくとか、シシャモとか、焼肉とか、それから、松茸まで。秋の夜風と、かまどの輻射熱で程よい、酔い心地。時の経つのも忘れてしまいました。うーむ、忘れられない思い出となりました。 ...続きを見る

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2016/10/22 22:05
主計町
主計町  北陸新幹線は始めてだった。毎年の墓参には自家用車を利用した。金沢駅に下り立った時はもうすっかり日は暮れて、故郷の訛りに耳を傾けようかと駅ビルを歩いたが、遅くまで開いているパン屋には背の高い白人がいるばかりで、北陸の小京都も大都市の仲間入りをしたか、と複雑な心境になった。  予約したホテルは後にして、2泊の荷をザックに詰めた二人は遅い夕食を取ろうと駅前を歩いた。金沢らしい食事をと探したが、どこにでもあるような店ばかりで、去年の墓参りに兄からご馳走になったいなりうどんを食べることにした。しかし、... ...続きを見る

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2016/06/01 22:16
「ジョルジョ・モランディ −終わりなき変奏−」展
「ジョルジョ・モランディ −終わりなき変奏−」展  こんばんは、HITOIKIです。  「私は、より多くの時間をかけることで、自分自身を繰り返す危険を避けてきたと思います。そうして、絵の1点1点が、ごくわずかなテーマの変奏となるよう、構想してきたのです。(1958年モランディの言葉)」 ...続きを見る

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2016/05/30 19:59
喋り足りなかった読書会
喋り足りなかった読書会  こんばんは、HITOIKIです。  先日、某所で恒例の読書会を開いた。集まったのは6人。新入会のS君は僕の娘と同年。その速読を見込んで誘った。なんと仮往生伝試文を3日で読破したつわものだ。それと、紅一点のNさんは北海道に移動になり今回がお分けれと寂しい。まず乾杯し、今回の課題図書を選んだ理由を当番の僕から説明。今までに読んだ古井由吉の本、10数冊をザックから取り出し、おすすめの数冊を紹介した。それから、持論を語る。 「しかし、失われた時を求めることはできないのか。小学生の頃に一緒にめんこで... ...続きを見る

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2016/05/13 21:24
五色沼から湯殿山を望む
五色沼から湯殿山を望む  こんばんは、HITOIKIです。  きのうから、今年社会人になった娘が帰って来て、何かと忙しかった。昨夜は僕としては夜遅くまでみんなとくつろいで更新ができなかったが、楽しかったからいいとしよう。今日はいままでドライブだった。蕎麦や珈琲やアイスも良かったが、車中での会話が嬉しい。  この前の25時間目について、まだ考えていた。吉本はサルトルが日本に住んでいたら、負ける気がしないと述べた後に25時間目のことを話していたことを思い出し、日本社会にいたのでは思想的には負けるに決まっている、東洋思想... ...続きを見る

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2016/04/23 18:44
25時間目を使う以外にどんな道も残されていない
25時間目を使う以外にどんな道も残されていない  こんばんは、HITOIKIです。  今日も車で吉本隆明さんの講演を聞いています。  吉本の「25時間目」はかなり有名だから、知っている人も多いと思う。思想とは個人の観念の産物であるから、社会のせいにするわけにはいかない。それは、吉本の戦時体験からきているものだと思うし、自分の思ったことの半分も実現できないのは社会のためであるとの考えにも通ずると思われる。文学の思想性は日常とは相容れない、社会とは隔絶したところからしか生まれないという、吉本の確たる主張だ。  自分の思想はその時代の社会の影... ...続きを見る

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2016/04/21 21:13
西蔵王の滑り台
西蔵王の滑り台  こんばんは、HITOIKIです。  山形は桜吹雪が舞って、春たけなわとなりました。今晩は、この前の山行での不思議な体験のお話をします。  まずは、いつもの古井さんの本の話です。以前に古井由吉「冬至まで」(ささやかなあらたまり)と題して、取り上げたことがあります。 参考リンク 2015/08/25  いつも見慣れている風景があらたまって見えてくる、ってこと、体験しました。  それは、西蔵王の南駐車所近くの遊園地でした。そこには大きな滑り台があって、子供が小さかった頃はよく遊びに連れて行... ...続きを見る

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2016/04/20 18:05
瀧山六景
瀧山六景  こんばんは、HITOIKIです。  僕の住んでいるところは蔵王の裾野で、その外輪山である瀧山は、なんと町内になる。それで、瀧山の山頂神社の立て替えのために募金の案内もあったくらいだ。町内会では市民登山も企画されている。僕の登山人生にとってかけがえのない山となっている。そんなわけで、この前の山行で望んだ瀧山を紹介したい。  まずは西蔵王のテレビ棟を控えさせて ...続きを見る

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2016/04/19 18:16
野草園の座禅草(平成28年4月17日)
野草園の座禅草(平成28年4月17日)  こんばんは、HITOIKIです。  今日は西蔵王の山形野草園に行って座禅草を見て来ました。水芭蕉の白とのコントラストが綺麗でした。昨日は1日仕事で、それから、夜に臨時の仕事が入り、今日も朝6時30分から10時まで仕事。やっと、家についたら、雨降り。そんな時は自宅から歩いて行ける山形野草園にお散歩。睡眠3時間の体にビールを飲ませて、なんとか6時間くらい歩いて来ました。もう眠いので、詳しくは明日以降になります。おやすみなさい。 それでは昨日の西蔵王の山行についてです。GPSによると、歩いた距離... ...続きを見る

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2016/04/17 21:43
「仮往生伝試文」を読む(9) ー妻に隠して悪業に世を渡るー
「仮往生伝試文」を読む(9) ー妻に隠して悪業に世を渡るー  こんばんは、HITOIKIです。  こう始まると、なんでも話せる気がしてくる。きょうは、読書会の話をしよう。本好きの仲間3人で平成23年10月に始めた読書会。最初はエリック・ホッファーの「エリック・ホッファー自伝」を読んだ。3人でその回の当番を決めて、読みたい本を決めて、前もってみんなで読んできて、当日居酒屋で感想を述べ合うこと3時間を超える。それから、三ヶ月毎に集合して18回になる。今は会員は5人。本好きならば、誰でも参加OK。でも、当然、課題図書は読んでくることが条件です。それで、次回は... ...続きを見る

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2016/04/16 21:47
ブログの文体について
ブログの文体について  こんばんは、HITOIKIです。  僕がこのブログを書き始めたのは平成23年の12月からだから、もう4年と4ヶ月になる。その前は別のサイトのブログを半年くらいやっていて、訳あって閉じてしまった訳だけれど、その前にもHPにcafé HITOIKIとして雑文を書いたり、職場関係の同人雑誌にエッセイを載せてもらったりしていた。そうして、重ねるうちに文体らしきものが出来上がりそうになってきたが、多分に読んできた作家の影響を受けているように思える。それが、ブログとしての文体に馴染むかは気にも... ...続きを見る

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2016/04/15 19:40
人間の含み
人間の含み  「吉本隆明の183講演」というサイトがあって、それをPodcastに落として、車中で聞くようになって半年が経った。気に入ったのは、サイトに戻ってテキストを読む。その「【A164】心について」を聞いている。人間の含みはくよくよと悩んで葛藤していることで得られるという。含みとは陰影、厚みのこと。吉本さんの気さくな語り口に、いつもそうだったのか、と教えられる。鬱の力、ってあるっじゃない?、と思っていたので、納得。でも、テキストを読むとその葛藤が「うまくいっているとき」との条件付きだった。うまくいくと... ...続きを見る

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2016/03/18 19:49
蜘蛛の巣
蜘蛛の巣  今まで見えたはずの山脈を思い出そうとしてもその山容は浮かばず、僕の網膜には痕跡すら残っていない。ドゥルーズは「プルーストを語る(ドゥルーズ・コレクションU 223頁)」の中で「失われな時を求めて」の語り手は蜘蛛の巣になぞらえた文学世界を描きながら、その巣にとられられた獲物(事物)の振動(記号)によってその獲物に反応することが出来る蜘蛛のようなものだと話している。僕にとって蜘蛛の巣を張るとはどんなことだろうか。目の前にいる蠅の存在も巣がなければ知り得ない蜘蛛に変身してしまったとすれば、あの山に反... ...続きを見る

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2016/03/16 19:09
居所のなさ
居所のなさ  こんなところで立ち止まってしまって、居所のなさに嘆いている。そんなはずではなかったと焦りながら、古井由吉の「楽天記」を捲る。「そこまで来て、そこもいやだけれど、どこへ行く気も帰る気も失せたのだと、僕には思われるのです。居所のない所に、所を占めて、居所のなさそのものになりきっていると、周囲のほうが所として、死んでいくような(170頁)」。初めは目的を持って歩いたり登ったしてして来たと思っていたのに、立ち止まってしまうと、この足を停めた地べたに無性に追い立てられるような居心地のなさを感じてしまう。... ...続きを見る

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2016/03/15 20:55
東茶屋と金沢城の石垣
東茶屋と金沢城の石垣  2年前に会った二人の墓前に手を合わせた。それと父の墓前。母は片目の覚束なさをそっとこぼす。そんな金沢の旅を振り返ると当たり前のことが反復できる今が嬉しい。同席の娘は何を想っているだろうか。往復の車中で吉本隆明のPodcastを聞いた。その講演集は今も毎日僕の心の栄養になっている。山形から小国に向かうと紅葉の山と深い川が迎えてくれた。小国で早めの夕食を頂いた。白い森の白いごはんが美味しくて、思わず新米を買った。  新潟の高速に入ると夕焼けが車窓から見えた。ここから金沢まで単調な道が続く。新... ...続きを見る

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2015/12/02 22:25
栗を探しながら(平成27年9月20日)
栗を探しながら(平成27年9月20日)  以前に「苺を探しながら」と題して蜂飼耳の「孔雀の羽の目がみてる」というエッセイを紹介した。そのエッセイでは高群逸枝が四国のお遍路の経験を書いた「娘巡礼記」を蜂飼耳が読んで、歩くことがすべてのはじまりだった日々について記している。僕は苺ならぬ栗を探しながら、いつの間にか古道を歩いていた。自宅の傍の悠創の丘を登り、毬(イガ)が落ちる道を歩くと、息子の小さな背中が思い出された。その栗を求めて早朝の丘を歩くと、いつのまにか神尾古道の標識があった。西蔵王にはまだまだ歩いたことのない道があったのだ。わずか... ...続きを見る

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2015/09/20 16:52
不忘閣ヒュッテ跡のダケカンバ林を散策(平成27年9月18日)
不忘閣ヒュッテ跡のダケカンバ林を散策(平成27年9月18日)  最後の夏季休暇は生憎の雨の予報。そんな日は登山口の下見。米沢から吾妻連峰への登り口の一つ、滑川温泉に行った。しかし、温泉脇の吊り橋は老朽化のため無期限の通行禁止だった。滑川温泉で聞いてみたが、沢を渡渉するしかないが、今日は増水して無理だった。それでは温泉に入る気力もなくなり、不忘閣ヒュッテ跡登山口を目指すことにした。板谷の分校跡で休憩して、米沢に戻った。そこから大平温泉までの車道は滑川温泉以上に狭く、それに急勾配のヘアピンカーブもあった。路肩にガードレールもなく、対向車が来た時はしまったと声が... ...続きを見る

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2015/09/18 20:35
晩夏の昼下がり
晩夏の昼下がり  遅く起きた車には秋を運ぶ冷たい雨が落ちてきた。僕は明日の登山計画を悩みながらハンドルを握っている。一仕事終わった頃には、夏が戻ってきて、それから、この蒸し暑さは梅雨にまで戻ったようだ。いやこれは秋の長雨だよ、と女房と言葉を交わす。山用にと買って置いた「ひっぱり太うどん(138円)」とジェットボイルを自宅のテーブルに並べた。乾麺100gに水1リットルを準備と袋に書いてある。水が少ないと麺が絡まったり、くどくなってまずいと、これも女房に教わった。麺70gを計量秤で正確に測って置いて、水700ccを... ...続きを見る

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2015/08/22 16:03
お盆は家族と共に
お盆は家族と共に  お盆休みは9日からだった。12日は仕事だが、16日までの長期休暇。これほどまとまった休みは30年以上を遡るだろう。だから、記憶に留めたい。 〈9日〉  女房と娘の仙台の新居を訪れる。待ち合わせ場所に娘は自転車で迎えに来た。そこから7分と言うが倍の15分はかかった。何時の間にか娘は健脚になっていた。新居で娘お手製のスープを頂く。娘はダイエット中だが栄養バランスは良いようだ。山形に一緒に帰って羽前屋に蕎麦を食べに行く。娘にも蕎麦の旨さがわかったようだ。 〈10日〉  娘と月山登山。それから... ...続きを見る

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2015/08/15 18:32
100万ドルの満天星
100万ドルの満天星  100万ドルの満天星(ドウダン)の命名の由来を知り合いから教わった。それは山形県村山山岳会の齋藤弘治会長が昭和30年代に仲間と登山の折に全国的に有名だった函館、神戸、長崎の夜景に右ナラエ?しての命名だったそうだ。市民登山で登る毎、みんなに100万ドルと宣伝したのがいつの間にか地図上でも認知された。また、以前は満天星の元気がなくなり、平成4年頃から丸6年、腐葉土を運んで根元に運ぶ(一人一袋運動)を続けたそうだ。 ...続きを見る

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2015/07/01 20:42
ストーブと福島からの餅
ストーブと福島からの餅  ストーブの上で餅は香ばしい薫りと共に色づく。震災を契機に我が家には反射式のストーブが2台ある。餅は娘が福島の石川町の方々から頂いたものだ。海苔の薄い緑色に豆の黄金色が口の中で混ざり合って、東北の正月を彩る。娘は沢庵ももらって来た。その刺激的な香りは迎えに行った車の中まで充満した。その沢庵を摘みに利き酒をみんなで味わった。三が日も過ぎようとして、子供たちはそれぞれの生活に戻ろうとしている。静かになった部屋にストーブの上のやかんからガタガタと音が聞こえだした。そんな静かな振動で目を覚ました。今年が... ...続きを見る

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2015/01/03 21:23
ここから白山がみえるんだよ(平成26年10月25日)
ここから白山がみえるんだよ(平成26年10月25日)  10月26日は親父の命日でその時期に合わせて金沢の実家に帰って墓参りに行く。今年は息子とお袋とで参った。その帰りに車窓から南の空を見た。お袋は、ここから白山がみえるんだよ、と教えてくれた。その日は曇り空で白山は見えなかったが、お袋はその山を仰いで何を思っているのだろうか。親父の突然の死。今は一人で花に囲まれて静かに暮らしている。次の日の朝、ホテルの窓からご来光を眺めた。そんな訳で毎週の山行も休んで10月の4週は静かにすごす。  墓参りの前の時間、息子と兼六園を歩いた。金沢城公園で息子が俳句を... ...続きを見る

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2014/12/17 21:32
お盆休みの昼食(平成26年8月17日)
お盆休みの昼食(平成26年8月17日)  息子はお盆に娘の車で帰って来た。仲の良いことだ。せっかくの家族が集まるお盆だが、僕は天気が許せば鳥海山に登ろうと準備をしていた。4時の目覚まし時計の音の向こうに雨音が聞こえた。このお盆は蔵王観光をしただけで山屋としては恥ずかしい限りだが、墓参りをしたり親戚と食事会をしたり、と忙しい毎日だった。車を運転する機会も多く、鉾立までの運転もその代償に天空漫歩がなければ気が重い。雨の中での山行が続いていて布団の中で雨音を聞くと起きる気力も萎んだ。そのまま明るくなるまで眠り続けた。三々五々と家族が起き出し... ...続きを見る

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2014/08/17 17:54
引っ越しの梅(平成26年3月31日)
引っ越しの梅(平成26年3月31日)  家族で旅行に行くことはめったになくなった。思い起こせば親父の告別式以来だった。それを旅行と言って良ければの話だが。帰りに能登に一泊した。今では親父からの最後の贈り物だったと思っている。今回は息子の引っ越しに4人で新幹線に乗った。ボックス席にして子供二人の前に座った。特に何を話すでもない。健康でいてくれればそれでいいと思っていて、私は車窓からの早春の景色をただ眺めている。  息子の新居までは墓地の脇の坂道を登らねばならなかった。3人は息を切らせていたが私はその前の梅の花を思い出している。坂の町... ...続きを見る

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2014/04/02 21:51
息子との1日(平成26年3月27日)
息子との1日(平成26年3月27日)  何とかもらった休日の朝。新聞を取りに外に出ると春雨だ。瀬ノ原山リベンジの意気は上がらない。雪の状態が予想出来ない。重くワカンにまとわりつくだろうか。解けだした雪は未踏の私の前に雪崩として襲って来ないだろうか。晴れていれば見通しもついて危険も回避できるだろう。悩んだ末に行ける所まで登ろうかと思って行き先を告げると大丈夫かと言われた。半分冗談に命がけだと言うと進退きわまってしまった。そこへ息子が遅く起きてきた。彼は来月のことで頭がいっぱいでそれでいてなにもしていない。充電期間なのだろう。しかし、ド... ...続きを見る

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2014/03/28 20:27
団子木飾り(平成26年1月25日)
団子木飾り(平成26年1月25日)  笹谷峠までの雪原は何処を歩いても膝までぬかってしまう。雪山は高い所だけでなく低くなってからも苦労する。笹谷街道を下ると雪は緩んで沢を埋めていた雪橋にひびが入っていた。そこは踏まないように飛び越えた。沢に下る岩の間からの流れも何時もは氷の柱ができているのに今はそれも見えない。ワカンをデポした道まで下りて来た。道端の雪に挿しておいたのに見あたらない。見上げると山形の小正月を彩る団子木飾りの鯛のようにぶら下がっていた。誰かが忘れないように枝にしっかりと結び付けてくれたようだ。これからも大事に使いたい... ...続きを見る

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2014/02/04 21:46
樹氷ライトアップ(平成26年2月1日)
樹氷ライトアップ(平成26年2月1日)  山行を終えてロープウェイ乗り場のある地蔵山頂駅の中に入った。寒風に吹かれたからだを温めてくれるものが欲しかった。4時20分を回っていた。5時のライトアップまで営業してなかった。なかにはライトアップを待つ人で賑わっていた。ザックをテーブルの脇に置いて私も座った。向かいの席にはジャンパーを着ても寒そうにしている男が座って窓の外を見ている。周りの人たちはほとんどがグループや家族連れやカップルで海外からの旅行者もいた。そんな中でザックからチョコレートを出して窓の外の巨大に太った樹氷をぼんやり眺めている... ...続きを見る

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2014/02/02 19:18
紅葉の山形(平成25年11月24日)
紅葉の山形(平成25年11月24日)  連日の小春日和の山形。昨日の登山の疲れも癒え昼下がりを紅葉刈り。山は葉も落ちたが市街の紅葉は今が見ごろだった。新しく買ったオリンパス ミラーレス一眼 OM-D E-M1 を持って自宅を出る。新そばを食べてから紅葉公園へ。そこで知人に会って洗心庵を紹介される。駒姫の菩提寺 専称寺の大銀杏をみてから、洗心庵や霞城公園まで散歩。最後はjazz 喫茶 OCTETでビールをいただいた。写真集もどうぞ ...続きを見る

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2013/11/24 20:40
鬼束ちひろ「call」
鬼束ちひろ「call」   だっていつの日か   私の姿が見当たらなくて   貴方が狂ってくれると   思えるはずがない ...続きを見る

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2013/08/04 16:00
そば竜山のだし蕎麦
そば竜山のだし蕎麦  山形の味の名物に「だし」がある。そのだしを蕎麦にたっぷりのせたのがだし蕎麦だ。週末は雷がなる大雨。登山はできず、西蔵王のそば処竜山でだし蕎麦と天ぷらを美味しくいただく。いつもは歩いていくのだが、きょうは二人でドライブ。涼しい店からの西蔵王はガスが立ち込め、山奥に来たようだった。 ...続きを見る

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2013/07/27 13:34
雛まつり
雛まつり  愚ブログの愛読者のAさん自作の雛人形を見に山形県芸文美術館(七日町・ナナビーンズ 6階)に行って来た。色鮮やかな雛人形や今年の干支の蛇の人形などが沢山飾られていた。すべてが手製で丁寧につくられていて、ここだけはもう春のように輝いていた。奥にはお細工物教室も開催されていて、色紙で人形を創ったりと、雪が続く山形の冬をみんなで楽しんでおられた。  あいにくAさんの姿は探せなかったが、すべてが愛らしい人形ばかりで、私の家にも飾りたくなったが写真で我慢した。それぞれに表情があり可愛い、お雛さまに囲まれ... ...続きを見る

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2013/02/16 19:42
手ぶれの写真
手ぶれの写真  補正しても手ぶれが残る私がことじ灯篭の前に座っていた。朝まだ早い兼六園だが観光客であふれている中、おふくろは慣れない手でシャッターを切った。写真をとってもらったことなど記憶にもない。金沢城から石川門を越えて兼六園へと83歳の老婆は疲れた様子もない。右手のステッキを友にして雪吊り作業が始まった霞ヶ池の湖畔を歩き続ける。息子に元気な姿を見せたかったのだろう。不慣れなデジカメも訊ねることなくシャッターを切ったのはまだまだ若いところを自慢したかったのかもしれない。  自宅に帰って画像を見てそんなおふ... ...続きを見る

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2012/11/05 21:13
雑記 すべての山に登れ(平成24年9月10日)
雑記 すべての山に登れ(平成24年9月10日)  熊対策のために音楽を鳴らしながら歩いているが、柴倉山を目指しているとスピーカーからサウンド・ミュージックの「すべての山に登れ」の歌が流れた。 ...続きを見る

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2012/09/10 21:02
雑記 甘く見た月山ハイキング
雑記 甘く見た月山ハイキング  夏の終わりに女房と月山にハイキングに行った。登山靴も雨具も用意せず気ままな山歩きのつもりだったが、帰って3日経つというのに体調が戻らない。女房の方はすっかり回復しているのに甘く見た私が迂闊だった。一番は着替えを持って行かなかったことで、帰りの車のなかでからだが冷え切ってしまった。寒河江ダムのお土産屋さんで山菜汁を食べてTシャツを買って一息ついたかに思ったが、翌日から首と頭の痛み、お腹の張った感じが出てしまった。この感じは真冬に西蔵王を歩いた時と同じだ。  月山頂上手前で雨に降られ、一時は止ん... ...続きを見る

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2012/08/29 21:22
雑記 棚田に千の風を感ず(平成24年6月22日)
雑記 棚田に千の風を感ず(平成24年6月22日)   遅い梅雨明けとともに、北国にも短い夏が来た。1200年もの前より、出羽の国に湧きいずる秘湯に育まれた、100個ばかりの集落にこの棚田はある。日が暮れなんとするにつれ、オカリナの音は稲のいまだ青くたなびくなかを、星に届くようだ。ギターの哀愁のこもった伴奏とともに、千の風の調べは棚田の土の香りと悠久の農民の汗と涙を私の肌に呼び覚ました。死者の励ましの声をのせたオカリナは地元の土で焼き上げたそうだ。縄文から栄えた東北の大地は千の風とな り、棚田に数百の灯された“ほたる火”をゆっくりと揺らす。街灯... ...続きを見る

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2012/06/23 05:46
雑記 山への憧れ-白神山地-(平成19年8月31日)
 雨があがった山なみは遠くのほうほど青く見えた。バスが通り過ぎたあとからは、雨粒が木々の葉を揺らせながら落ちてきた。しだいに暗くなる車中に、ブナのトンネルの隙間から、やわらかな初秋の日差しがまた差し込んだ。美山湖を真下に臨み、谷にかかる橋を何回か渡り、急な曲がりの傾斜を登ると、アクアグリーンビレッジANMONに着いた。 ここからは徒歩だ。霧雨が肌に気持ちよいが、ウインドブレーカーをはおり、息子には合羽を着せて、暗門の滝を目指した。夏休み最後の日とあってか、多くの ハイカーで沢はにぎわっていた。人... ...続きを見る

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2012/06/22 05:42
雑記 戻れるならば (平成24年6月20日)
雑記 戻れるならば (平成24年6月20日)  以前の神室山の雨天での山行にkiyoshiさんからコメントを頂いた。「年をとってくるとやはり快適に慣れてしまう、戻れば戻れると思うけど・・・」この一文が頭から離れない。まず、kiyoshiさんの登山記録を拝見する限り、御本人は快適な山だけを楽しんでいらっしゃるとは思えないのだが、以前は私が想像できないような悪条件で登山を楽しんでおられたのだろう。私は50歳過ぎてから山を始めたから、未だ発展途上で以前の山行を偲ぶ経験もない。だから、山に関しては戻りようもないわけだが、日常生活や生き方の面で「戻れ... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

2012/06/21 05:12
雑記(平成24年6月19日)
雑記(平成24年6月19日)  昨日に続いて亡くなった愛犬の思い出を綴りたい。名前はルビー。歳は16歳だったことは前に言ったが、長男と同じ年だ。つまり息子が生まれて間もなくしてルビーも家族の一員となった。私たち家族は私の仕事の都合で新庄市に住んでいた。その頃から散歩は私の楽しみだった。登山をする前はルビーとの散歩は唯一の運動だった。  盛夏に蔵王にみんなで行った。沼の畔で子供たちと一緒に戯れている。そこへ陽気のせいか蛇が現われた。なんとその蛇をルビーが咥えて来た。嬉しそうな顔をして。そんな無邪気な奴だった。 ...続きを見る

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2012/06/20 05:00
雑記(平成24年6月18日)
雑記(平成24年6月18日)  毎週続けていたブログ「最近の山行」も今日で中断となった。膝の怪我から3週間のブランクの後、毎週1回のペースで繰り返してきた山行が先の週末は出来なかった。そのわけは膝の悪化ではない。随分前にブログ「心は雪の尾根」で写真を掲載した愛犬が6月15日に亡くなった。16歳だったので人間でいえば80歳代だそうだ。1週くらい前から弱ってきて病院に連れて行った。心臓病だそうだ。毎日点滴に通ったがついに帰らぬ犬となった。  16日は火葬に行って来た。骨拾いをして今は私の部屋に桐箱の中で眠っている。そんなわけで... ...続きを見る

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2012/06/19 05:17

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